あらすじ
二十六歳の青年・瀬山冬は、幼い頃から他人には見えないものが見えたために人間関係を上手く築けず、勤め先が倒産してからはひきこもっていた。貯金も尽き家賃も払えなくなっていたところ、人材派遣会社を経営する羽塔花純という謎めいた女に、死者の霊がいる家に住んで「死の瞬間」を報告する仕事を押しつけられる。もとの部屋は勝手に引き払われ、断れない状況で…?
...続きを読む感情タグBEST3
瑕疵物件ルームホッパー
霊が見える人って普段からこんな風に見たいと思わなくても見えてしまうのだろうと想像し易かった。
やはら、相当嫌なことだろう。見たくも無い能力の有る苦しみは本人にしか解らない。除霊することは出来ないながらも霊の人だった頃の気持ちに寄り添い、結果導ける話は救いがあって好きです
Posted by ブクログ
引きこもりであまり上手く人間関係を築けない冬が、幽霊へ結構ズバッと言っちゃう感じが面白かった。
いろいろ謎な人物や伏線らしきものも回収されてないから続きがあるのかな?
続編が出たら読みたいです。
Posted by ブクログ
うん、面白かった。冬の淡々とした雰囲気も、根っこの優しさもよかった。幽霊たちとの交流も独特。それにしてもミルクもやしはさすがにひもじいなぁ…。
Posted by ブクログ
これ、次巻あるのよね?
いろいろな謎がまだ解明されている最中で、続きがすごく気になる~!
1話目と3話目がすごく好き。
主人公の冬が、話を追うごとに優しくなってるのも、またいい。
Posted by ブクログ
幽霊が見える瀬山が事故物件に住み死の瞬間を報告する仕事に就く話。幽霊も元々は生きていた人間だと思わされる、それぞれの幽霊になってからの彷徨い方にせめて今くらいはと想いを寄せる。瀬山の雇い主が謎すぎてこの先が知りたくなる