【感想・ネタバレ】森長可 信長も一目置いた若き猛将「鬼武蔵」のレビュー

あらすじ

織田信長にその剛毅な質を認められ、「鬼武蔵」の異名をとった猛将・森長可。初陣以来の功、さらには天正十年(1582)の武田攻めの活躍により、長可は信濃四郡を与えられて川中島に入り、上杉勢への備えの任を負った。しかし、本能寺の変が起こったことで、前途洋々だった人生に転機が訪れる。信長の死を知った敵対勢力が勢いを増し、窮地に陥った長可は、弟の森蘭丸らの死を悼む暇もなく、手勢三千を率いて川中島を発つと、一揆勢の包囲を突破して信濃を縦断、旧領の美濃金山への帰還を果たした。その後、織田家支配が崩れはじめた東美濃を、金山城に拠って瞬く間に平定した長可だったが、このことが天下人をめざす羽柴秀吉に与することにつながり、さらには徳川家康と秀吉との決戦――運命の小牧・長久手の戦い――へと引きずり込まれてゆく……。歴史の表舞台に立った期間はわずかながらも、鮮烈な光芒を放った若き武辺者の人生を力強く描いた長編小説。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

織田信長もその剛毅な質を認め、「鬼武蔵」の異名をとった猛将・森長可。初陣以来の数々の功名、そして天正十年(1582)の武田攻めによって信濃川中島四郡を与えられ、上杉への備えを任されることに。しかし本能寺の変を境に彼の人生は狂い始め、やがて運命の小牧・長久手の戦いを迎える―。表舞台に立った期間はわずかながらも、鮮烈な光芒を放った武辺者の人生を描いた力作長編小説。

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2011年11月29日

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織田信長にその勇猛さを認められ「鬼武蔵」の異名をとった森長可。数々の戦場で功名をあげ、順調に地位も信頼も上がっていった。仮にもし自分の身に何か起こっても、弟たちがいる限り何の心配もないと安心していた長可に、残酷な報せが届く。“本能寺の変”――・・・。
蘭丸、坊丸、力丸と一気に3人の弟を失くし、大きな喪失感を味わう長可。彼の人生の歯車が狂い始める・・・。
池田恒興の娘・お久との見合いで見せた長政の可愛らしさ、酒飲みだがいざとなると強い家臣、謎の忍び・犬八など、キャラクターに温かみ、深みがあり、読んでいて惹き込まれてしまう作品。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

戦国好きなら誰でも知ってる、でも、かじる程度の人ならあまり知らない。
これぐらいの知名度の武将の本を読むのはおもしろい。
「鬼」と呼ばれる長可の片鱗をあまり見れなかったような気がするのが残念なところではあるが…。
ちなみにうちの子の名前は長可の弟と同じ名前です。

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2013年10月11日

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「鬼武蔵」の異名をとった猛将森長可の生涯を綴った文庫本。
信長の小姓として有名な森蘭丸の兄でもある。
蘭丸を始め本能寺の変で人生が大きく狂ってしまった森家。
柴田や滝川同様、信長あっての長可という感じ。

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2009年10月14日

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