【感想・ネタバレ】日本経営哲学史 ──特殊性と普遍性の統合のレビュー

あらすじ

日本の経営哲学の核心には、古来「和魂」と呼びうる独特の宗教性・倫理道徳性・世界観がある。この和魂が劣化し、日本企業は「モノ造り」から「コト創り」への価値創造の転換に失敗したのだ。本書は、中世から現代までの日本の経営哲学の展開を概観し、渋澤栄一から松下幸之助・本田宗一郎らに至る代表的経営者の系譜をたどりつつ、その思想に顕れた和魂の実相を見る。そして日本再生に向け、日本的特殊性とグローバルな普遍性を最適統合した新和魂の経営哲学を提唱する。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

老舗も
日本人らしい・ならでは
従業員、地域社会

大企業も
日本人らしい・ならでは
のアイデンティティを通底
※経営マーケティングは正反対だが、、、

同じ源流から、いつか、どこかで支流に別れて今に至ってるのでは
原点である最初の一滴とは?
=日本の経営哲学の再定義

モノ造りからコト造りへの転換

0
2019年08月31日

Posted by ブクログ

「和魂の復活」を説く本
和魂といっても、大部分が儒教思想。
私は著者とは逆に、儒教思想の桎梏から離脱すべしと考える。
新書だが、大著だ。情報量は多い。このテーマに関心のある方は有益な基礎情報が得られるだろう。

0
2023年07月18日

「ビジネス・経済」ランキング