あらすじ
書の代筆の依頼を受け、貴族の屋敷を訪れた玉穂。主の山陰典章は、無官の自分になんとか官位を賜るよう、帝に嘆願書を送るのだという。だが、ちょうど屋敷では法会が行われており、玉穂は本来の仕事を与えられないまま無駄な時間を過ごす。そんなとき、法会を行っていた老僧、行勧が行方不明に。部屋にはおびただしい量の血があふれ、血の海のなかに、行勧の弟子、顕信が倒れていた……。
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Posted by ブクログ
代筆の依頼をされて訪れたというのに
一向に仕事をさせてもらえず、ぼんやりな日々。
そして始まる、不可解な事件。
最後まで読めば、その無駄のない動きを称賛したいですが。
とりあえず、あのお気楽男には主人公でなくても腹が立ちます。
己の保身に走るという姿は、この時代では普通ではありますが
かなりいらっとしてしまいます。
目の前にいたら張り倒すかも?w
しかしここまで話が通じないというか、自分の意志が正しい、と思っているのは
素晴らしいと思いますよ?
内容は、確実に歪んでますけど。