【感想・ネタバレ】セカンドID(きずな出版) 「本当の自分」に出会う、これからの時代の生き方のレビュー

あらすじ

【人気俳優】→【突然の休業】→【世界をまわる旅人】→【死の淵をさまよう病人】→【日本を代表するマルチクリエイター】いくつもの“アイデンティティ”を生きてきた著者が初めて語る、これからの時代を生きるために必要な「セカンドID」という生き方とは? 「僕らはまだまだ人生という名の旅の途中。この多様化した世界で、もうひとつの自分のアイデンティティ、つまり『セカンドID』をもつことが、人生の旅をさらに楽しくしてくれる秘訣なんじゃないかと思う」――Prologueより 「ULTRA JAPAN」「STAR ISLAND」など、数十万人を感動の渦に巻き込み、いま最も“気づきの場”を提供する男・小橋賢児――初の著書! ▼contents▼Chapter1 セカンドIDは、僕たちの経験の中に Chapter2 ゼロになることを恐れない Chapter3 本当の自分を解放しよう Chapter4 人生は「想定外」に出会うことで広がっていく Chapter5 セカンドIDを持って、本当の自分とつながる

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Posted by ブクログ

【筆者の生き方と考えにあっぱれ】
・生き方のヒントがたくさん詰まってる
・スラスラ読めて、分かりやすい本
・泣けて笑えて心がすーっと楽になる
☆読んだ後、間違いなく筆者を好きになりますよ!

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2021年08月15日

Posted by ブクログ

大好きなクリエイター!
仕事=会社、職業だった所から、生き方という枠に広がってきた!

自分の枠を広げてくれる環境に身を置くこと♪
いつもは、選ばない選択をしてみること!

やらなければならない環境に身を置くこと!

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2020年04月24日

Posted by ブクログ

著者の小橋さんは小学生のときに俳優としてデビュー。

NHKの連続テレビ小説「ちゅらさん」をはじめとする人気ドラマに多数出演されます。

2012年には映画監督を、2014年には世界最大級のダンスミュージックフェスティバルの日本版「ULTRA JAPAN」のクリエイティブ・ディレクターを務め、現在も世界規模のイベントを手掛けられています。

本書の副題は、"「本当の自分」に出会う、これからの時代の生き方"。

さまざまな出来事をきっかけに、今までの自分とは違うもうひとつのアイデンティティ(セカンドID)を見つけた小橋さんの体験が、ありのままに語られています。


【セカンドIDの原点】
小橋さんが俳優になったきっかけは、8歳のときに受けたオーディションだそうです。

投票による最終選考に合格しようと、ハガキを20枚購入してすべて自分に投票するという、素直で好奇心が強い子どもだったようです。

芸能活動を通じて、学校以外の場所で新しい刺激をたくさん受けたことが、「セカンドID」の原点だったといいます。

のちに大規模なイベント制作に携わるようになる小橋さんは、ターニングポイントをこう振り返ります。

"きっかけは何だっていい。
「自分の内なる興味からの行動」の先で出会った景色や感情にこそ、自分にしかつくれない人生が隠れている。"


【ULTRA MUSIC FESTIVAL の衝撃】
俳優としての仕事が忙しくなるにつれ、子ども心に素直に行動することができなくなり、そのことに小橋さんは恐怖を感じたのだそうです。

2007年には芸能活動を休止し、単身でアメリカ横断の旅に出ます。

そして、旅の終着地となるマイアミで出会った「ULTRA MUSIC FESTIVAL」に衝撃を受け、『感じたままに行動したい!』という気持ちを取り戻します。


【後に引けない状態をつくる】
帰国後、新しい仕事をしたいという思いとは裏腹に、小橋さんは体調を崩し、精神的にも追い詰められてしまったそうです。

そんな中、一念発起して「自分の30歳の誕生日を盛大なイベントにする」ことを思いつきます。

3カ月をかけて本気でイベント準備に取り組み、イベント当日は300人もの人が集まったそうです。

"(中略)お金もないのに見栄を張り、無謀にもお台場のホテルのプールサイドを貸し切ってしまった。

そうやって、後に引けない、逃げられない状態をつくったんだ。

ピンチをどう捉え、どう行動するかで、その後の人生が面白いほど変わってくることを、僕はこれらの経験から学ぶことができた。"

数年後、マイアミで出会ったあの「ULTRA」をプロデュースする機会が小橋さんのもとに訪れます。

数々の逆境を乗り越えて「ULTRA JAPAN」を開催するまでの、小橋さんの熱い思いが満ちあふれています。

ぜひ、本書をお手にとって読んでいただきたいと思います。


【可能性から選択する】
本書で私が特に感銘を受けたのは、小橋さんの次のメッセージです。

取捨選択を迫られたとき、「何を選べば目的に対して最善か」を自分の感覚で知ることが大切なんだと思う。

私はメンターから、人生は選択の連続でできていると教わりました。

過去やいまの事情・状況から選ぶのではなく、欲しい未来から逆算し、そのためにいま必要なことを選ぶ。

すなわち、可能性から選択することをずっと教わってきました。

小橋さんが数々のイベントを成功に導かれたのは、困難な状況や事情にひるむことなく、"どうしてもこうしたい!"という自身の思いに正直になり、自分の軸をぶらさずに行動することを貫いたからなのだと学びました。

私はもともと安定志向で、はじめは大手企業に就職しました。

しかし、ある出来事や人との出会いを通じて、私も気がづけば起業家というセカンドIDを手にすることとなりました。

そして現在は、作家、サロンオーナー、店舗経営と、私のセカンドIDはさらに増えつつあります。

私が仕事の領域を拡げていく中で感じているのは、どんな人にも可能性があるということ。

また、大切な人たちと一緒に結果をつくって豊かになる道筋を、自分の努力で描いていけるということです。

これからも、小橋さんのようにいろいろな体験を積み重ねて、自らの糧にしていきます。

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2019年09月20日

Posted by ブクログ

スラスラ読めた
最近再放送されてたちゅらさんを観て、懐かしくなり、90年代に観てたドラマにほんとよく出ていた印象。今は俳優を辞めてセカンドキャリアを築いてる著者の、素直な様が読んでて心地よい
個人的にはとても久しぶりに、こういった熱量のある本を手に取った、自己啓発のようなエッセイのような…彼の本だから読めたという感じである!

外国から帰ってきて、自分は成長して色んなものを体で吸収してホカホカだけど、日本で周りも何も変わりがないあの感じ、文章読んでてすごーく共感and思い出した
私も10年前くらいはバックパッカーしてたし1人でフラフラ海外行って、少なからず著者と似た経験思考になったので
日本の良いところと、日本人ならではの性分で足を引っ張られちゃう感じのこともとても頷けた
結局私もあの感覚はもー全然味わえておらず、"一人で知らない場所へ行く"(できれば飛行機レベルの遠い地)がいかに大切だなーと。
今はそれとは違った希望があるので、それを大切に育んでいこうと思えた。

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2025年01月26日

Posted by ブクログ

短い中に、熱量がこもる、すばらしい本だった。

チャンスを逃さないマインドと、行動が、"セカンドID" を生むのだとわかった。

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2021年01月30日

Posted by ブクログ

小橋賢児さんの生まれてから今に至るまでのストーリーがわかりやすく記されています。彼の人生が順風満帆に見えていたので、とても苦労されたのだなと感じました。

・起きた出来事をどう捉えるか
・「場」を変えることでの大切さ
・色んな経験をすることの大切さ

など、腑に落ちる点が多く非常に参考になりました。

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2019年07月14日

Posted by ブクログ

著者自身の人生が赤裸々に綴られてることから、等身大の著者を感じられ、まるで対話しているかのようだった。もう少しセカンドIDということについて掘り下げて論じる展開があったらもっとよかったなと思った。

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2019年06月01日

Posted by ブクログ

前からセカンドキャリアを成功させた人として興味があったので、早速読んでみました。

山あり谷ありの人生のようだが、持ち前の行動力と、自分の考えを変える素直さが彼を成功に導いたんだなと。

彼が人生の時々に実践したことは、最近よく言われている成功の秘訣の数々。勉強になるし心にちゃんと留めたいと思うポイントが多くて。

太文字部分だけでも何度か読み直したいです。




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2019年05月29日

Posted by ブクログ

最近、小橋賢児さんに興味を持った。
俳優からクリエイターへの転身。
そもそも、みんなクリエイティブさを持っていると言ってくれるので、元気が出る。

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2025年10月06日

Posted by ブクログ

若い時はなんでも無茶をやる事って大事ですね。地球の反対側までの人たちの想いがあるから、実行に移せるのだと思いました。小橋賢児さんの優しさが伝わります。リモートでは味わえない経験ですね。

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2021年01月15日

Posted by ブクログ

俳優時代を見ていただけに、生々しかった。

まさに、母として、とか、旅人として、とかもセカンドIDだよな。

生きにくさは、自分が自分でつくっているのかもしれないなあ。

#セカンドID #読書記録

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2019年06月09日

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