【感想・ネタバレ】品格ある子どもの育て方のレビュー

あらすじ

生活環境の変化、学校に対する不安、過熱する受験……いま、子どもたちの環境は複雑です。でも、「大人への準備期間」であるそんな大変な時期だからこそ、「品格」を身につける絶好のチャンスなのです。子どもにとっての品格とは、「自分で判断し、自分で行動できること」「チャレンジ精神があること」――このことが特に大切であるというのが本書のテーマです。著者自身、親であり、進学塾の数学講師として受験生を指導するだけでなく、中学校での授業も行っています。「学校」「塾」「保護者」の3つの立場から、品格ある子どもを育てるために大切なことを提案します。「自分で考えさせ最善の選択をさせる」「朝自分で起きる習慣を身につけさせる」「公の場でのマナーを教える」「失敗から学ぶ感覚を持たせる」「受験を通して身につくことが必ずある」「親から見るいい子と品格ある子の違い」――など、親ができることのヒントが満載。

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Posted by ブクログ

秋田洋和著「品格あるこどもの育て方」PHP文庫(2007)
*子供の品格とは大人の文化に巻き込まれる15歳までに身につけておくべき品格ということになります。キーワードとして(1)自分で判断するための自立、(2)自分自身にブレーキをかけるための自己管理、が重要です。
*『品格のある子供を育てるポイント
•自分で考えさせ、最善の選択をさせる
•失敗から学ぶ感覚をもたせる
•朝自分で起きる習慣を身につけさせる
•受験をとおして身に付くことが必ずある
•親に取ってのいい子と品格のある子は異なることを認識する
•何もかも教えすぎない
•親自身が生活習慣や態度を見直す
*「ばれなければよい」の社会でよいのだろうか?それには、(1)真実を見抜く目、(2)自分自身で考え判断できる頭脳、をきちんと養う必要があります。
*子供には、謝るときの潔さを見せなければなりません。親が見本を見せられなければどうして、子供が他人にきちんと、ごめんなさい、といえるようになるでしょうか。
*親としてはっきり理解しておかなければならないことは(1)幼児期のこどもは、子供なりに努力をしている、(2)その努力は何年も続けられる物ではなく、何年も続ける必要がそもそもない
*時間管理は親自身が自分に厳しくする

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2011年05月25日

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