あらすじ
友仁(ゆうじん)の協力もあり、
知名度を少しずつ上げていく多家良(たから)。
そんな折、有名監督・黒津壮市の
新作映画のオーディションの話が舞い込む。
多家良と友仁は一緒にオーディションを受けることになるが―――。
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Posted by ブクログ
多家良をおくりだす友仁の表情、その意味を知る多家良になぜだか涙してしまう。
友仁への共感か、二人の道が分かたれたことへの切なさか。
黒津監督、愛姫、多家良と友仁の関係を揺さぶる存在としてアクが強い。
Posted by ブクログ
脇役がありがちな感じで主人公を邪魔する
というような展開がなく、魅力的なキャラが多くて
読んでいて無駄なストレスがない。
タカラの運命が転がりだし、ユウジンさんとの関係性が
変わっていく中で
切なく微妙な機微の描写が素晴らしい。
小劇場からメジャーになっていく過程や
同じ劇団にいた人たち、といった描き方も
リアルでとても興味深い。