【感想・ネタバレ】モラトリアムな季節のレビュー

あらすじ

大学受験に失敗した和也は予備校に通うため仙台で独り暮らしを始めた。小学5年生のときに4ヵ月だけ住んだO町での思い出が真っ先に心に浮かんだ。閉塞した浪人生活に悩む和也の前に、初恋の相手であるナオミが現れる。高校時代の彼女とも、よりを戻しつつある和也の心は激しく揺れ動く――。昭和五十年代を舞台に、混沌とした青春期を瑞々しく描いた成長物語。

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Posted by ブクログ

七夕しぐれから続けて読んだら納得です。自伝的な、実際に浪人しないとわからない話が自分と重なります。昔の仙台の風情もいいです。仙台を舞台にする話がいくつかありましたがどれも違う景色で地図を見て読むと一層楽しい。子供の頃から大人になった3人の物語は本当に応援したくなるから、やっぱり出会えるんだと、そして物語は続くと。会いたいのに我慢して会えば自分がダメになるとか、本当なら1番良い時期だけど、含めてモラトリアムなのか。やっぱり熊谷達也さんは読み応えあるし響く、仙河海シリーズも好きだな

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2025年03月25日

Posted by ブクログ

「七夕しぐれ」の続編ですよね。
カーコ「・・・そんな弱音を正直に口にしたり、夢を語り合ったりするのが、ほんとうにつきあっているっていうことだと、わたしは思うんだけど」
そうだよね。付き合うってそういう事。人間にしかできない事と思います。

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2017年04月10日

Posted by ブクログ

前作が良かっただけに少々残念!モラトリアムな時期が長すぎるような気がする。前作との繋がり無く単作だったら、途中放棄でした。

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2014年12月01日

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