【感想・ネタバレ】マンガでやさしくわかる公認心理師のレビュー

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Posted by ブクログ 2021年12月03日

借りたもの。
2018年に国家資格となった公認心理師の説明と、どのような現場で活かせる資格なのかをマンガと解説文で説明。
まず私個人としては、私設の心理士の資格が多くなりその質もピンキリだった中で、再び心理学の価値…その重要性・必要性が認知され、公的資格となったことが喜ばしいと思った。

傾聴などの...続きを読む小手先の技術の話ではなく、職務に関係する法的な義務、個人情報などの取り扱いといった実務的なことから、心理学の成り立ちから歴史、統計学、脳科学、認知心理学、身体と精神への影響…分野は多岐にわたる。

どの情報も入門的内容にとどまり、心理師というものがいかに多岐にわたる分野にかかわっているか、求められる情報の多さを理解する。
……心理学自体が発展途上というか、新興学問であるが故とも言えるが。

マンガは、ある家庭の女性三世代を中心に話が進んでいく。
その中で、医療現場での患者のケアに留まらず、会社などの組織の現場、教育・福祉・司法犯罪に至るまで様々な分野で心理師の必要性が伝わってくる。
後半は公認心理師であっても「プロは万能ではない」という戒めのような、家族の問題を挙げその対処に心理学の知識を活かすというものだった。
このマンガの中では、何故か女性しか出てこない。最後になって添え物のように男…父親が現れるのだが。
……別に性差別ではないと思いたい。

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