【感想・ネタバレ】青鬼 ドクロ島からの脱出のレビュー

あらすじ

シリーズ累計70万部突破! 『青鬼』ジュニアノベルシリーズ第4弾! 裏切り者は誰だ――? 怪物だらけの無人島から脱出しろ!! 【あらすじ】この夏、三度にわたって化け物におそわれた卓郎、美香、ひろし、そしてタケルは、たけしの理科の宿題を手伝うため、夏休み最終日に碧奥海岸にやってきていた。そこで出会ったのは、悲しげな表情で海をながめてたたずむ、ひとりの女の子。「あそこに忘れ物をしてしまった」と話すナオが指差した方向には、無人島が浮かんでいた。ぐうぜん通りかかったネイチャーガイドのクロさんに協力してもらって、ひろしたちはその島、通称ドクロ島に向かうことになったが……。

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Posted by ブクログ

「原始版」というのを試し読みしたてみたら、とってもおもしろかったので、他の本も読んでみたいと思いこの本を買ってもらいました。読んだらとっても面白かったです。

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2020年01月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ひろしのクラスメイトのナオの忘れ物を取りに行くため、クロさんに船を出してもらい、青島に向かうタケル達。緑豊かなその島は、島の形状からドクロ島と呼ばれていた。不気味な名前の島には、一体何が待ち受けているのだろうか?

***

卑劣な罠にはまり、病院に閉じ込められてしまったタケル達はまたしても脱出に成功する。しかし、裏ではそのことを面白く思っていない人物がおり、次なる一手を画策していた。そのことに気が付いているのはタケルのみ。ひろしや卓郎たちに被害が及ぶことおそれたタケルであったが、うまくそのことを伝えられないでいた。海で偶然出会ったひろしのクラスメイトであるナオの忘れ物を取りに行くため、無人島に渡るが、タケルの胸中には不安が渦巻いていた。無人島からの脱出というのは脱出ものには欠かせない、まさに王道パターン。特定の道具がないと脱出ができないという展開になるため、脱出の難易度が格段に上がる。泳いで逃げるのも手だが、子供だけの力ではとても泳いで逃げれる距離ではないし、どうやらこの島の付近には謎の巨大魚が生息している様子だ。小説版青鬼は青鬼の大元になっているものが様々な生物に潜り込み、変化させる特性を持っているため、いろいろな種類の青鬼が見れて面白い。(見た目は非常に気持ち悪いが)今回の話はいろいろな意味でショッキングな内容。今までタケル達に血が出るほどの怪我など肉体的な被害がなかったので、主要メンバーの中からケガ人が出たことは驚いた。回を追うごとに青鬼の襲撃も激しくなってきているので、今後もこういう展開はありそう。今回は、タケルだけが気づいていた黒幕の正体にひろしが名推理で気づき、罠にも気づいたところで形勢逆転かと思ったが、やはり相手の方が一枚上手。
知識があり機転が利くのはひろしの方だったが、力ではやはりかなわない。青鬼に追いかけられつつ、黒幕を取り逃してしまうという絶望の状況に陥ってしまったが、またもやひろしの機転で切り抜ける一同。(ひろしがいたらもう何もなくてもいいじゃないか……。大人の存在とはいったい)卓郎の怪我以上にショッキングな出来事が起こった後、ボートで無事脱出できたタケル達。島に取り残された黒幕に、今回の騒動につながる一番最初の種を撒いた謎の人物が近づき、真打が登場。 非常に物々しいラストで、次は一体どうなってしまうのかしら。
やっぱり、こっちのシリーズの方がより青鬼の正体に踏み込んでいる。さらに暗躍する人物が出てきたりとわくわくする展開だが、主要メンバーがひどい目に合わないかすごく心配。

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2021年03月25日

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