あらすじ
ある日の黄昏時。不遇の青年、遠野ハジメの目の前に、突然現れた古めかしい建物と、眼鏡をかけた不思議な男。
彼は自らを、時の蟲から歴史を守る「蟲番」だと名乗る。
蟲は、歴史上の人物の意識を喰い、過去を変えてしまうのだ。
蟲喰いを修復する3つのミッションに成功すれば、報酬がもらえると蟲番は言う。
一攫千金を夢見て任務に当たるハジメだが――。
温かな想いは、時空を超える。
感涙のラストが待つ、ダーク・ファンタジー!
イラスト/伊東七つ生
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Posted by ブクログ
歴史修復官って、その時代に行って干渉しない程度に歴史を戻していくかと思っていましたが……
まさかのその人になって、歴史を繋いでいくとか思いませんでした!
急に、6日後に切腹する侍になってるからと、言われても……
心の準備が……
いくら本体(自分)が死なないといえども…さぁ、切腹してください!と言われても困ります!
黄昏時で時間がないにしても説明だけでも……と思うんですが、説明してる時間も惜しいんですよね…
美加ちゃんのパワフルさがすごいです!
格好いいです!
その美加ちゃんの幸せを、自分を犠牲にしてまで守るハジメくんはもっと格好いいです!
過去に戻ってやり直しして、両親が結婚しても、自分が産まれるとは限らないですからね……
好きな人の幸せを願うハジメくんが最高です!
蟲番さんも結局はハジメくんを助けてくれるところとか好きです!
蟲番さん、推しキャラです!
Posted by ブクログ
捨てるものと得るものを選ばなければならない。なかなか重いお話だった。歴史を変えてはいけないけど、救えるかもしれない命は救いたいって考えてしまうよね。
Posted by ブクログ
「歴史修復官」という言葉に惹かれて購入。
これは、なかなかに深いストーリーだった。1つを得れば、1つを失う… 蟲番の言葉が、重かった。