【感想・ネタバレ】頑張りすぎるあなたのための会社を休む練習のレビュー

あらすじ

「上司や同僚の目が気になる」
「迷惑をかけたくない」
「やらなければならない仕事がある」……。

がんじがらめになった心をときほぐし、
「つらいけど休めない」を解消!

「休みたくても休めない」心のメカニズムを解き明かし、
「会社を休んではいけない」というブレーキを外すと同時に、
労働法などの知識を用いて、会社からの圧力を乗りこえるための解決法を示すことで、
心理面と実務面の両側から「休めない」を解決します。

つらい状況でもついつい頑張ってしまう人へ。

【目次】

第1章 会社を休みたいのに休めないメカニズムを知る
つい頑張ってしまうときの心の中
第1の視点~日本全体の状況
第2の視点~「会社を休めない」心のブロック
第3の視点~あなたを休ませない記憶の正体

第2章 会社を休ませないもうひとりのあなたと向き合う
ある朝の風景
第1の視点~自分の価値観を認識する
第2の視点~潜在意識の存在を知る
第3の視点~なぜいま、休みを取らなければならないのか?

第3章 休むことの意味を考える
第1の視点~休むことの意味を知る
第2の視点~仕事優先の自分の価値観を疑う
第3の視点~会社から認められたいという承認欲求

第4章 会社を休めないあなたから、休めるあなたになる
自分の「意思」で向き合う
第1ムーブメント~「休めなくなった」プロセスを確認する
第2ムーブメント~休むことを止める価値観を探り出す
第3ムーブメント~思い込みを捨て、潜在意識を味方につける

第5章 自分の人生を取り戻す
あなたの代わりはいない
第1ムーブメント~会社を休むことを決める
第2ムーブメント~自分を苦しめる価値観を崩す
第3ムーブメント~人生単位で「今日休む」を考える

第6章 最後のブレーキ「会社の違法行為」を解決する
会社を休もうと決めたあなたの前にそれでも立ちふさがる最後の壁
第1セクション~「当たり前」というプログラムを排除する
第2セクション~最低限の知識を手に入れる
第3セクション~専門家に相談する

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

労働に対する歪んだ意識を正す

正直マナー講座よりもこういうような知識を新社会人に教えた方がいいと思いました。かなりおすすめです。

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2021年11月15日

Posted by ブクログ

もっと会社を休まないと、と決意をあらたにしたのだった。具合が悪いときに、変な責任感とかで出社する必要はないですね。でも、外部要因、内部要因、さまざまな理由で、人は仕事を休むことが出来ないのだと本書は教えてくれます。
働き方改革の一環で、有給取得年5日が最低ラインになりましたが、そこすらギリギリの状況です。コロナ禍で在宅ワークが基本となり、ほとんど体調不良にならなくなったので、働き盛りの自分にとってはあまり休む理由がないのですが、それでも適当に休んだ方が良いだろうなと思います。仕事の谷を見つけて積極的に休もう。(なかなか見つからないんですが)

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2020年10月04日

Posted by ブクログ

自分は休んでいる方なので、会社の休みを取るのが下手な人のために読みました。
休んではいけない、という強力な潜在意識を意識化して、そこから解放されるための具体的なワークが書かれています。NLP(神経言語プログラミング)に基づくんだそうです。

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2019年12月22日

Posted by ブクログ

会社を休めない、または休みづらいとされる原因とその解決方法を説いた一冊。

日本人は同調することに潜在意識レベルでは居心地の良さを感じてしまう傾向があるため、周りが休んでいなければ、同じく休まないようにしがちだと。

ただし、その結果として、体調がより深刻になっては元も子もない。だから筆者は「あなたは、その仕事をするために生まれてきたのですか?」「あなたにとって、働く本当の目的はなんですか?」を執拗に問う。この問いの答えを深く考える良い機会になる。

そして、まずやるべきことは、「あなたの持っている価値観・思い込みを全て引っ張りだすこと」と、それらを意識化すること。筆者からの「目の前の仕事は本当に何よりも大切なのですか?」という問いは、あなたの無意識に組み込まれた「仕事は何より大切だ」という凝り固まった価値観(刷り込み)を揺るがしていく。ゆえに、あなたにとって「もっと大切なもの」が見えてくるのであろう。

結局のところ、我々は、自身の潜在意識が過去の記憶から関連事項を引っ張り出して、不安を起こさせているだけなのだ。であれば、それらを書き換えるくらいの強い「動機付け」を作り出せばいい、というのが筆者の主張。「強い意思」を持って古い思い込みを上書きをすることを推奨している。「今、必要なのは理想とする未来への強い思い込み」という主張に希望を感じる。

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2019年07月19日

Posted by ブクログ

内容の大半は「体調不良になった場合に休めるようになる」という観点が強め。最後のほうに「自分の未来のために休む」話がありました。
若干、後者目線の人(前者は比較的とれる人)には物足りないかもしれないなと思いましたが、前者についての考え方を再認識する意味では、悪くない本だと思います。

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2019年05月10日

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