あらすじ
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日本語を教えるにあたって、日本語教師には「言語学」の知識が必要になります。「言語学」は日本語教育能力検定試験の出題範囲にも含まれ、中でもとりわけ難しい分野だと言われています。本書では、難しいとされる言語学の理論を、身近な日本語を例にやさしく解説します。全7章からなり、各章の冒頭には「キーワード」のページを設け、その章で学ぶ用語をあらかじめ把握することができます。本文には、まとまりごとに問題「やってみよう」を収録し、問題を解きながら読み進めることで、理解を深められる構成になっています。さらに知的好奇心を刺激する「コラム」や「雑学のうんちく話」がやはり各章にあり、興味を持って楽しく学習を継続できる作りになっています。
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Posted by ブクログ
日本語教師の試験対策としては、少し深堀した内容も掲載されているが、とても分かり易くためになった。
問題を解きながら読めるので、理解も深まると思う。
Posted by ブクログ
音声学、言語学など、一度は養成講座でやったものがきれいにまとまっている。
問題もあるので検定試験を受けるのにも役立つ。
曖昧だったものや、忘れかけていたものを思い出すのに便利。
ぜひ日本語教師養成講座でもこれを使って欲しい。
(私の学校ではもっと専門的な書を使ってましたが、分かりにくい上に、実際に教師になってから読み返すこともないので、この程度の知識がまとまってるので十分です)
また普通の読み物として、ところどころにあるウンチク話かが面白い。
いっこく堂がどうやって唇を動かさないで両唇音を発話できるかなど。
すみませんとI’m sorryの意味領域など、実際に教える場面でも使えそうなネタもある。
さすがになんの言語学に関して知識もない人が読んでもただの教科書なので、読んでて面白い部分はないが、ある程度日本語教師として実務を始めた人や、これから学ぼうという人にはお勧めできます。