【感想・ネタバレ】これだからゲーム作りはやめられない！ 3巻のレビュー

たかし♂

【辛くても苦しくても、報われる一瞬があるから。】
飯島めぐみ、28歳。アプリゲーム会社勤務。職業、ゲーム２Dデザイナー。季節は春。後輩の南拓也と新卒合同説明会に出向いた飯島は、かつての憧れの男・北見と再会する。飯島のデザイナーとしての才能を買っていた北見は、後日飯島を食事に誘い…。「飯島みたいな優秀なデザイナーを探してたんだ。ねぇ、うちの会社こない？」『輝き』をくれるのは、憧れか、それとも…。どうせ苦しむなら、好きなことで苦しみたい。働くあなたにエールを贈る、熱血お仕事マンガ、最終巻！
(C)2020 Takashi

[ブクログ · ★★★★☆]

　３巻なので基本構造は割愛。
　主人公の引き抜きの話題から結末までの流れの解決編。
　話の流れ的には普通の展開ではあるが、この作品はゲーム業界の色をこれでもかと自然に盛り込むところにツボがあると思うのでコレでいいのかと。
　引き抜きの多い業界でもあり。
　＋外伝的な作品がいくつか。

　ゲームを本当に好きな人向け。
　趣味としてゲームに接している人には刺さるけれど、ゲームでよく遊ぶぐらいの人に刺さるかはわからない。
　普通のお仕事作品の、ゲーム業界版であり、濃い話がマンガでありがちな誇張が少なく、絶妙な匙加減が味。