【感想・ネタバレ】超高速 PDCA英語術のレビュー

あらすじ

日本のビジネスパーソンはおしなべて英語が苦手である、というのが定説だ。
しかし、中学・高校(・大学)とそれなりの時間勉強しているだけあって、
TOEIC的な「英語力」自体はそれほど低くない。

足りないのは、とっさの場面で知っている単語や構文を組み合わせて切り返す、「英語運用力」である。

トライズは、年間受講料が120万円と高額にもかかわらず、
受講希望者が増えている。
そこで採用されているのは、下記のような考え方だ。

・1年で結果にコミットする
・読む・書くはやらない。大切なのは「話す」「聞く」
・発音は捨てても、とにかく流暢に会話ができるようにする
・やるべき学習法はたったの2つ
・PDCAそれぞれの段階でやるべきことがある
・3000語+業界の専門用語で必要十分
・誰でも4カ月目・9カ月目に「成績が落ちる」

――ある種、極端とも言える割り切りに基づく効率的学習法の
エッセンスを紹介したのが本書だ。

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Posted by ブクログ

1年間で英語が話せるようになるメソッドが書いてある。大事なのは、自分にとってのゴールを明確に決めること。そして、聞き取る力、聞いて即座に構文にして話す力が特化して身につくようにすることが大事。そのためにやるべき事は、まずシャドーイング。教材は映画がおすすめ。同じ作品を繰り返し観る。次に超高速英作文。教材は1冊に絞り、繰り返し学習する。1日3時間の学習が基本。週末にまとめてはNG。1年で1000時間を達成する。停滞期の乗り越え方も記載があるので、原本を参照。

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2023年01月04日

Posted by ブクログ

会社でVERSANT受ける必要があるので、この本読んだけど、書いてあることはいちいち納得。
数年前にTOEIC775点取ったけど、その後のアメリカ出張で一言も喋れず、アウトプットの重要性は認識してます。ただ、英語学習って続かへんねんな。

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2022年09月10日

Posted by ブクログ

一年間でPDCAを回す。これが確実な
英語習得の近道と著者は主張します。

シャドーイングを徹底的に実践して、
英語運用力を高めることこそが重要
で有るという内容には説得力があり
ます。

仮に、現在英語を使う機会がない人
であっても、シャドーイングだけは
継続して続けるべし、と主張するほ
どシャドーイングの重要性を説いて
います。

英語脳の前に、口を英語口にするこ
とこそ大事なのでしょうね。赤ちゃ
んも口真似から言葉を覚えると言い
ますので。

著者はこの本に書かれている内容を
実践して英語を身につけたそうです。
「やってみようかな」と思わせる
一冊です。

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2020年09月29日

Posted by ブクログ

超高速PDCA英語術

・1年で2000h 20h/w. 3h/d
・トライズ
・フレーズ暗記 初めての英語ネゴシエーション
ウォール街
・6h/d は❌、3h/d
・上達度チェックはversantで スピーキングテスト
仕事で使うなら45点以上を最終目標に
・まず明確なゴールを決め、1年後の仕上げの教材を決める
・シャドーイング tedは後半で使う方がいい
映画 6〜8ヶ月くらい
・スラスラ話すための瞬間英作文シャッフル
→英会話ペラペラビズネス100/英会話フレーズ大特訓ビジネス編
・英会話は必ず必要、双方向コミュニケーション

・学習にも1週間の振り返りが必要、学習計画は1週間単位で、週末まとめてやろうは❌
・どんなに忙しくても週12hは確保
・シャドーイングには口の体操が必要
・発音ではなく音節の強弱を意識
・大きく、低めの声を意識
・長い文は作らない
・予備日を作ること、翌週に持ち越さないこと
・朝の時間、スキマ時間を活用

⚫︎停滞期は4回
1-3. 音声知覚期 聞き取れるが分からない
シャドーイングは音だけに集中、意味等は後回し
英作はフレーズ暗記を徹底
4-6. 意味理解期 ドラマ等分かるが、口から出ない
シャドーイング 文章の意味を理解しながら話す
アウトプットを継続する
7-9. 自動化準備期 頭で構文するのに時間がかかる
アウトプットをさらに増やす、他の人と
日常生活で使う頻度を増やす
10-12. 完成期 即座に構文して話せる

・学習プロセスを記録する
・仕事で英語を使うなら A4 1枚の予習を、単語等
・シャドーイングは全部発音しようとしない、英語の音を真似ること
・違う人の英語を聞き取れなくてもそういうもの
・言い返し方は、上級者の反応を見て学ぶ

・シェアの時代に英語を使う意味、英語を通じて自分の好きなことを追求できる
あらゆる人や企業とつながることがチャンス

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2019年08月18日

Posted by ブクログ

現代における英語スキルの伸ばし方。

確かに、いまはある程度自動翻訳機能もある。なので、読む分にはあまり苦労しない。

一番厳しいのはアウトプット、特に「話すこと」であり、それにフォーカスを当てて伸ばすのは最適解に近いかと思う。

自分はまだまだ読み聞きの力が足りないと思っているので、TOEICはしばらく(860点獲得まで)続けるつもりだが、次のステージはここかな、と思う。

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2019年08月18日

Posted by ブクログ

これからの社会で必要とされるのは英語力ではなく、英語運用力。
英語運用力とは英語の知識を瞬時に組み立てアウトプットする能力。
相手に伝わればOKなので、完璧を目指す必要はない。
英語はあくまでツールであり、英語で何がしたいのかというゴールの設定がスタートとなる。あとはGに沿ってPDCAを回していく飲み。
技術の習得は短期集中が一番。なぜならモチベーションの維持と密度が得られるから。
やるべきことはシャドーイングと高速英作文だけ、教材は絞る。
(218文字)

自分にとって英語学習は、どういったゴールを達成するために行うものなのか?そのために必要な英語力とはどういったものなのか?
改めて考えてみようと思う。
本の内容は、新しいことに溢れているわけではないが、英語学習の指針がわかりやすくまとまっており、学習のモチベーションの工場につながるものだった。自分でわかっているつもりでもできていない理由を整理する上でも有用なので、都度再読しても良いかも。

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2020年04月12日

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