あらすじ
いますぐ舞台に上がり、自分を売り込もう! 誰もが自分をブランディングし、ファンをつくれる時代がやってきた! 会社や組織に頼って生きていくのが難しいこれからの時代では、自分で自分を売り込み、舞台の上に立てる人間だけが成功をつかみ取れる。88歳で3つのオンラインサロンを主宰し、自分というブランドを磨き続ける著者がすべての「若者」たちへ送る、自分をトータルコーディネートする方法! いつまでも誰かの観客のままでいるのはそろそろやめて、あなたも舞台の上でスポットライトを浴びよう。 【もくじ】●はじめに すべての人にチャンスがある時代になった! ●第1章 「個」の時代に変化している社会 ●第2章 迷わずこの道を究めよう ●第3章 自分に価値をつける学びの技術 ●第4章 上位の人たちから可愛がられる法 ●第5章 自分を売り込むテクニック ●第6章 舞台に立ったときの振る舞い ●第7章 劇場化社会における男と女 ●第8章 自分を知り、いますぐ行動へ ●おわりに 非常識な日常へ一歩を踏み出そう!
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Posted by ブクログ
櫻井さんはきずな出版の社長に就かれており、松本清張などの有名な作家と親交をお持ちです。
人気週刊誌「女性自身」の編集長を務められ、「OL」「ヤングアダルト」などの言葉を生み出した方でもあります。
82歳できずな出版を立ち上げ、現在もパワフルに仕事に打ち込まれる姿には、私も敬服いたしております。
【劇場化社会とは】
ITの発達によって、個人が気軽に情報発信できるようになりました。
FacebookやYouTubeなどで一躍有名になった人を、皆さんもご存じかと思います。
誰もが社会の舞台の主役になって、稼ぐチャンスがある現代を「劇場化社会」と例えています。
短期間で有名になって稼ぐというのは、たしかに従来の会社組織の働き方では難しいかもしれません。
”現代ほど早く有名になれる時代はないでしょう。
(中略)自分の意志を決めたら、それに一直線に進めるからです。
(中略)やる気さえあれば、自分の一生のスケジュール化もできるのです。”
【目の前の人を喜ばせて、コミュニティをつくる】
本書には、櫻井社長ならではの、劇場化社会で成功するためのエッセンスが凝縮されています。
中でも、私が特に印象に残った一節があります。
”知識に代わって、「目の前の人を喜ばせるには、どうしたらいいか?」を考えられる人が重要になります。
(中略)
その喜ばせ方も、単に笑わせるだけでなく、共感を呼び「この人と一緒にいたい」と思わせないと、成功には結び付かないでしょう。”
人が欲する普遍的な欲求のひとつに「誰かとつながりたい」という思いがあります。
インターネット上で人どうしが簡単につながるようになり、コミュニティがつくりやすくなりました。
「一緒にいたい」という思いが通ったコミュニティが大きな価値を持つ、そんな世の中に変化しているようです。
同時に、私はアナログなコミュニケーションも大切にしています。
人の気持ちを理解し、共感を呼び起こし、より深くつながる感覚を、たくさんの人と直接お会いして培ってきたからです。
【オンラインサロンは、新しい舞台】
私は櫻井社長とのご縁をきっかけに、出版の機会をいただきました。
また、本書でも紹介されていますが、櫻井社長と「モテモテ塾」というオンラインサロンを主宰しています。
まさに今、劇場化社会の舞台でご一緒させていただいています。
櫻井社長のご指導もあり、会員数や活動内容も充実しています。
「劇場化社会」の巻末には、櫻井社長の人脈として、多くの方のお名前が掲載されています。
その中に、私の名前や、モテモテ塾のサロンメンバーのお名前もあり、とても嬉しく思います。
本に自分の名前が載るという体験はとても貴重で、大きな感動があります。
私自身、もともとは安定志向だったため、大学卒業後は大手の企業に就職しました。
会社ではトップの営業成績を取るほど仕事に精を出しました。
にも関わらず、会社全体の業績が芳しくないことから、私の給料は下がりました。
このできごとがきっかけで、私は起業を意識するようになりました。
会社が自分の人生を保障してくれるとは限らない。
自分の進む道は自分で決める必要があると知り、多くの方とのご縁があって今に至ります。
誰もが名乗りを上げて、舞台に立つことができる世の中であると、櫻井社長は仰います。
本書の学びを活かし、私もさらに大きな成果を上げて、新しい舞台に登り続ける人生にします。
Posted by ブクログ
フォトリーディング&高速リーディング。櫻井勲秀氏の本2冊目。「女性自身」元編集長らしく、女性目線からの男性へのメッセージも多く面白い。
ただ出版社社長として、出版業界を後押しするような、たくさんの自己啓発本著者の紹介のような、ステルスマーケティング的な一言二言がやたらと多かった。実
際に私がお金を払って参加した(そして多少がっかりした)そのような著者の一人についても言及されていて、それで気付いたのだが、この本自体がマーケティングの一環なのである。それはそれでよいのであるが、多少興ざめ。でも星四つにしたのは色々と考えさせられる良書であった故。