【感想・ネタバレ】移民クライシス 偽装留学生、奴隷労働の最前線のレビュー

あらすじ

(章タイトル)

はじめに

第一章 「朝日新聞」が隠すベトナム人留学生の違法就労
第二章 「便利で安価な暮らし」を支える彼らの素顔
第三章 「日本語学校」を覆う深い闇
第四章 「日本語教師」というブラック労働
第五章 「留学生で町おこし」という幻想
第六章 ベトナム「留学ブーム」の正体
第七章 幸せの国からやってきた不幸な若者たち
第八章 誰がブータン人留学生を殺したのか
第九章 政官財の利権と移民クライシス

おわりに

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Posted by ブクログ

「時代は変わった」ことを思い知らされる本。外国人労働者の数も留学生の数も20年前とは大きく変わってる。

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2019年06月06日

Posted by ブクログ

日本へやってくる留学生の実態について書かれている。留学生とは名ばかりで、実際は日本でお金を稼ぐためにやってくる。日本で生活するために学費など多くの借金を背負って来日する。しかし、事前に聞かされていた話は実態とはかけ離れており、彼らは借金を返すために日本の法律で許されている週28時間を超えて働き、そのために学業は疎かになる。
本書を読むと留学生を取り巻く大人たち、送り出し側の彼らの国の政府や送り出し機関、日本の政府や日本語学校、専門学校や大学はとても悪徳である。日本語教員として働く者としては、怪しい日本語学校があるということは知っていたが、それは少数派ではなく、ほとんどの日本語学校が法令違反をしているという。それを知り、愕然とした。少し前の本なので、現在は改善されているとは思うが、日本政府も、経済界の方ばかり見ず、もう少し仕組みを考え直した方がいいのではないかと思う。
世の中のゆがみは、自分さえよければいいという人達によって作られているんだなと改めて思った。
著者は、その様な状況に憤りを感じて本書執筆に至ったのだろうけれど、「外国に働きに行けば、月200万円~300万円の収入が得られる。だけど、1500万円の借金を背負わなければならない。(中略)そんな条件で、皆さんは外国に行きますか?」(p78)と日本の学生に留学生の条件を当てはめて聞いている箇所があるのだが、これは比較になっていない。条件が全然違うからである。ベトナムでの生活や収入と日本での生活や収入が全く違うので、単に数字を倍にしただけでは意味をなさない。その辺が分かっていない人なのかな?と感じてしまった。

それにしても、何故教育者である大学が教育を蔑ろにして金儲けに走るのだろうか。本当に腐っているとしか言いようがない。

0
2026年09月10日

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