あらすじ
ようこそ、物語の迷宮へ――。グリム、アンデルセンにも比肩する児童文学の金字塔、小川未明。彼の美しい童話の世界を、新鋭・釣巻和が、私たちの生きる現代まで、世紀や世代を越えて、ていねいに掬い上げたとっておきの連作集。不思議な看板に誘われてやって来た小川少年と共に、ゆめとうつつのあわいをじっくりとご堪能ください。そして、どうか、色感豊かな物語の世界に迷われませんよう……。
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Posted by ブクログ
上巻は好き。
下巻は…童話迷宮の導入で現れた少年がほかの話に絡むようになって各話が安っぽくなったように思えた。物語も上巻と比べて全体的に小粒。
ただし読み切りの「月のナイフ」は好き。