【感想・ネタバレ】インドの思想のレビュー

あらすじ

長い歴史と多数の異なった民族から成り、広大な地域の中で様々な伝統文化を併存させている国インド。日本人には想像もできないほど人々の考え方の振幅は大きいが、その精神的豊かさには瞠目すべきものがある。多様でありながらインドの底流をなす思考方法とは何か。本書では、国名「インド」の由来やインダス文明の興隆から説き起こし、ヒンドゥー教、ジャイナ教、仏教、『マハーバーラタ』と『ラーマーヤナ』の二大叙事詩、論理学など、インドを特徴づける主要な思想のエッセンスを、仏教・インド哲学研究の泰斗が解説する。

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Posted by ブクログ

ばらもん教(ひらがな表記だった)、ヒンドゥー教、仏教、そしてラーマーヤナなどの叙事詩からヨガの考えも。インドの思想をまるごと端的に全部詰め込んだ本、という印象だった。僅か文庫本の厚さ1センチ強におさえた作者がすごいのではないのか、と内心思ってしまう。

個人的には、FGOやってるのでラーマくんやアルジュナが出てくるお話が簡単に書かれたのがありがたかった。特にアルジュナがすごく人間的なのに結果として超かっこいいという。これはヒーローだなと思った。

これだけの思想があって、そして日本ではYouTubeで見るインドである。ピンとこない。そうだ、インド行こう。と思った。色んな人と生きるのが当たり前なインド。肌で感じたい。

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2022年08月18日

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