あらすじ
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ドイツ語は英語とすこし似ています。日本はどちらもJapanですが、ドイツ語では[ヤーパン]と読みます。aやtheにあたる冠詞もありますが、名詞の「てにをは」によって形はさまざま、さらに名詞の種類で変化しちゃいます。なんだか不思議なドイツ語の世界。この本ではドイツ語の文字と発音からはじめ、会話と基本的な文法を学習していきます。全20課。2課おきに練習問題を用意。気持ちを伝える際に便利な「スピーチやメッセージの表現」、自己紹介や日本紹介に役立つ「読んでみよう」付き。★音声アプリ無料ダウンロード
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Posted by ブクログ
ドイツ語の文法を急ぎ気味で勉強したく、読みやすそうな本書を手に取りました。本書は白水社が出している入門書のシリーズものの1冊で、20課の対話をもとに会話表現や一通りの文法を勉強できる体裁になっています。
本書は典型的な会話表現や文法を幅広く記載していますが、それだけでなくかなりの量の語彙や慣用表現なども対話に含まれていて情報量の多いテキストです。文法の説明も簡潔で理解しやすく、丁寧に編成されていることを感じます。練習問題も2課ごとにあり、丁寧にこなすとけっこうな量になります。薄い本で厚手の紙のわりにかなり詰め込んでいます。実のところ語彙や細かいところは消化不良ですので、そのうち再読して丁寧に身に着けなおそうと思っています。
個々の文法がわかりやすい一方、格変化が少しずつ導入されたり表の順序が類書と違っていたり、若干の勉強しにくさも感じます。一度に与える情報量をコントロールして読者の負荷を均一にしようという気遣いだと思いますが、全体像が掴みづらく若干違和感のある構成ではありました。