あらすじ
さらばサラリーマン。
好きなことを好きな人と好きなようにやる。
最短の時間で最大の成果を上げる。
「資本家」という新しい生き方の提案。
ベストセラー『サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい』著者、最新刊!
資本家=労働者から搾取する人、ブラック企業の経営者……などとイメージされるが、著者の考える資本家とは、お金からも働くことからも自由な存在。サラリーマンと同じことをして、数倍どころか数十倍の結果を手にするのが資本家だ。理由は簡単。資本主義のこの世界では、ビジネスは資本家にもっとも有利に働くルールになっているからだ。
なぜ資本家になると「好きなことを、好きな人と、好きなようにやる」ことができるのか? 資本家は「経営者」「投資家」「資産家」とはどう違うのか? どうやったら「資本家」になれるのか? 資本家とはいったいどんなマインドセット(思考様式、考え方の枠組み)を持っているのか?
サラリーマンでは金持ちになれない、それどころかサラリーマンという職業がもはや絶滅の危機に瀕している。そんな時代に、自分の好きなことを追求して成功したい若者や、老後が不安なサラリーマンに向けて、「資本家」という新しい生き方を提案する、必読のビジネス書。
(目次)
第1章 資本家とは何か?
第2章 サラリーマンでは金持ちになれない
第3章 サラリーマンは絶滅する
第4章 資本家への道――私の場合
第5章 会社を買って「資本家」になる
第6章 資本家の仕事3原則
第7章 資本家マインドセット10カ条
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Posted by ブクログ
一言で言うと、サラリーマンは300万円で廃業しそうな会社を買って会社を持ち、仕組化して引き継いで資本家になれ、という本。
これは面白いけど、そういう会社を見つけるのは簡単じゃない。ネットでマッチング、というサービスはあっても、開かれてるということは競争も激しい。これが本になっている時点で手遅れだと思う。
以下メモ
・キックボクシング: 一気に心拍数があがり、全身運動なので体全体に筋肉がつく。10分間全力でミット打ちすれば立ち上がれないほど体力も筋力も消費する。
・勝ちやすいビジネスの基本は
1. 初期コストがかからない
2. 在庫を持たない
3. 粗利率が高い
4. 定期的な収入がある
これを兼ね備えたビジネスモデルの一つが投資ファンド。
◯資本家
・経営者であっても役員報酬はたかが知れてる、起業したかに関わらず株を持っていることが大事。
・働き方改革、副業解禁は、社員を一生面倒見れなくなった企業側の都合、賃金抑制と足りなければ他で稼いでくれということ。
・自分が持っている能力をベースに人脈の中から仕事を受ける。それが増えてきたら品質をマネジメントしながらアウトソースする、これが資本家のマインドセット。
・脱サラのためのベストな選択は個人で会社を買うこと。これから後継者がいないために廃業していく会社がたくさん出てくる。
・安く帰る中小企業を探すなら、トランビ、バトンズ。
・資本家の仕事は所有する会社に利益を出させることだけではなく、所有する会社を使って利益をだすということ。
・あるヨーロッパの高級ブランドは新店舗出店時に周辺の土地もまとめて買う。事業計画は10年赤字にしかならないが、出店後にこのエリアが注目され、地下が上がりBSで儲かるのだ。