あらすじ
若くもない、かといって年配でもない。35歳からのオッサン世代にとって、悩みの種になるのがファッション。
平日はスーツでパリっとしているオッサンも、土日の休みになると目も当てられないほどダサくなる。そんな人、けっこう増えています。では、どんな服を着たらいいのか。
世には気軽に買えるファストファッションから、1着数万円のハイファッションまで様々なものがありますが、これが結構難しい。オッサンのファッションはガンバればガンバるほどダサくなる、そんな傾向があるからです。
そんな悩めるオッサンのための、指南本として書かれたのが本書です。本書で提唱するのは、「自然体が心地よい、オッサンが輝く着こなし術」。目指したのは気取らず、フツーだけどどこかカッコいいスタイルです。
差がつくシャツやインナーの着こなし方から、失敗しないコートの選び方、一瞬でおしゃれ度が上がる髪型・ヒゲ・メガネ、実は重要なパンツ、アクセサリーや靴など、有名ファッション誌の元編集長が余すところなくプロのファッション術を伝授。本書を読めば、オッサンの人生が変わります!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
まるでエッセイのような軽快な文章が、読んでいて面白い。
勧められている服や小物類は、かなり個人的趣向が入っているので、「著者の藤巻さんはそういうのが好きなんだね」
と、分けて考えた方が良いかも。
参考になったし、しばらく時間が経ってからまた読みたい。
Posted by ブクログ
少しずつ自分もおっさんになり、今までのようにファッションを考えるのことにいろいろなところで違和感を感じるようになり、さらっと読んでみた。
まさしく本書の前書きの内容が自分の気持ちにマッチ。
いい年してファッションに気を使いすぎるのは逆にダサいとのこと。
本書の提案としてはベーシックなルールをおさえていれば自然と年相応のキャラクターができるという。
逆に20代でやっていたことが年を重ねるとダサいことへも多くのページを割いている。
客観的に自分を見つめ直せることとベーシックなアイテムを明示してくれているため、まったくファッションに興味のない人から自分のように年相応の服装になっているかを確認したい人まで参考にできる本だと思う。