【感想・ネタバレ】味見したい本のレビュー

あらすじ

読むだけで味わいが広がる食についての本38冊を読むエッセイ集。第1章は「少し前の食卓」。古川緑波、内田百間、武田百合子らの食描写は? 第2章は、かぼちゃから弁当まで「台所で読む」。第3章は餃子や焼肉、うなぎなど食堂らしいメニューの本が並ぶ。第4章から第7章までは、カレー、お菓子やコーヒー、最後は酒本で締める。「食の本」フルコースをご堪能あれ。

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Posted by ブクログ

「料理の本」と言っても、立場は様々。栽培する人、調理する人、食べる人、楽しむ人、評する人…
どんな人も食べて飲んで、色んな人が食べること・飲むことについてアレコレ考えて、そうして数ある本に対して著者の木村さんが「この本のここ面白い」「共感する」「私ならコレはこうだなぁ」と書くのに、更に私が「そうそう」とか「そうかな?」とか思ったりしている連鎖反応。
紹介された本は読んでみたいものが多くて、ドッグイヤーが沢山ついた一冊。詩人が論じる正しい味噌汁って。日本の詩人は味噌汁まで詠むのか。

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2021年12月21日

Posted by ブクログ

少し昔から現代まで、食にまつわるさまざまなエッセイ・小説等をレビューする一冊です。
本当にいろんな食べ物・飲み物が出てきます。著者が食べることをいかに愛してるのかが言葉の端々から伝わってきます。ちょっとした空き時間にちょっとずつ読めるので、その点も良いです。

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2019年08月15日

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