【感想・ネタバレ】群馬の怖い話―赤城山に百足が蠢く―のレビュー

あらすじ

はねたき橋・琴平橋・神流川・榛名湖・土合駅・御巣鷹山・吹割の滝。
神の毒牙が群馬を蝕む!

●野球のボール(多野郡)
日航機墜落事故の犠牲になった少年を慰霊するために、御巣鷹山を訪れた男性。彼がインターネット配信を行った際に聞こえた謎の音は、少年からのメッセージだったのかもしれない。

●黒いくねくね(伊勢崎市)
霊感が強い男性が窓の外から見かけた、黒い影のような物体。突如、男性の元に近づいた物体の正体は、通り魔に遭い、無念の死をとげた女性の霊だったのだ……。

●湖から生える……(高崎市)
家族旅行で榛名湖に訪れた、とある女性。家族が美しい景色に見とれている最中、女性が遭遇したのは、湖から数多く生える、生気のない人間のような「何か」だった……!

著者について
●志月かなで(シヅキ カナデ)
札幌市出身。実話怪談や古典朗読の語り手として活躍中。書籍『ミラクルきょうふ!』シリーズ企画協力、『東京100話 隠された物語』ナレーションなど。

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Posted by ブクログ

怪談師の志月かなでさんが、群馬県に赴き、実際に住民から聞き取りをして集めた群馬県の怪談集。
怪談が大好きなのと、地元群馬の怪談ばかりということで大変楽しめた。
実際に通りかかったことのある場所で起こったとする話も多かったため、意外と身近なところに心霊スポットはあるものだなーと驚いた。
怪談師という仕事があるのも驚きだ。いつかプロの怪談師のお話を実際に聞いてみたい。

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2020年06月08日

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