あらすじ
みなさん、面白いアイデアって意外と変なところから突然降ってきませんか?
これまでの僕の仕事を振り返ると、多くの場合、雑談の中でポロッと出た
“どうでもいい話”が「それ! いいね!」となって、
面白いアイデアになっているからです。
アイデアって、関係性がないように見えるものほど、結びつくと面白くなるんですよね。
だから意外な方向、つまり「あさっての方向」が大事なんです。
「あさっての方向」にあるものは、一見すると「ムダ」と思われてしまうものばかり。
でもですね、僕はここで声を大にして言いたい。
「この子たちは、ムダじゃないんです! むしろ、とっても大事。
愛すべき存在であり、役に立つ子たちなんです。ムダはムダじゃないんです!」と。
「あさっての方向」を意識し、ムダを愛してみませんか?
そしてムダをたくさん集め、それを生かし、
独創的なアイデアを生み出してみませんか?
(本文より)
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Posted by ブクログ
口語体で、それこそラジオを聞くようでした。
ムダを排除しすぎない。
アイデアは既存のかけ合わせ。
画期的な新しいもの、ではなく、どうつなぎ合わせるか。
読んだから何ができるようになるわけではないけれど、前向きになれる本。
Posted by ブクログ
気楽に読める、その一言に尽きます。クリエイティブな仕事に就いている方であればこういった思考パターンが役立つかもしれません。とはいえ、電通・博報堂関連の人が書いた本では、その著者ならでは・であればこそ、といった面が多分にあるはずで、成果をあげるという観点で「再現性」を見出しづらいのではないか。世の中のビジネス本全般においても再現性(その本の通りやればうまくいく)がどの程度あるのかは議論の余地がありますが、クリエイティブ系の方が書いた本はなおさら再現性の度合が気になってしまいます。
Posted by ブクログ
メモの魔力同様、立ち止まることの大切さを感じた。
効率や期限、目先の利益にとらわれてしまう日々だけど、それで本質的に楽しめているのか?という問いへのヒント。
自分の脳内は有限のため、とにかくメモして、日頃見過ごしていたものをキャッチする。これを習慣化してみようと思う。