あらすじ
IoTエンジニア必読の1冊が遂に登場!
最強プラットフォーム「SORACOM」公式解説書
IoTシステム開発の定番ともいえる「SORACOMプラットフォーム」。IoT向けデータ通信「SORACOM Air」、LAN接続サービス「SORACOM Gate」、データ収集・蓄積「SORACOM Harvest」、ダッシュボード作成・共有「SORACOM Lagoon」など、13ものサービスがそろっています。IoTシステムを構築するなら、SORACOMは外せません。
SORACOMは多くの機能がAPIで提供され、その一つひとつはユーザーニーズに基づいています。豊富であるため「うまく使いこなすにはどうしたらいいのだろうか」と悩むことも珍しくありません。そうした悩みに応えてくれるのが本書です。
本書を読めば、「なぜこのAPIがあるのか」「このAPIはどんなときに使えばいいのか」といったことがわかります。なぜなら、SORACOMに込めた「設計思想」が丁寧に解説されているからです。本書の著者はソラコムのエンジニアたちです。
SORACOMサービスの解説のほか、IoTシステムのユースケースごとに、リファレンスアーキテクチャーも解説しています。SORACOM本としてはもちろん、IoT設計本としても十分に活用できます。
満を持して登場したSORACOM公式解説書。IoTエンジニアは必読です!
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Posted by ブクログ
SORACOMサービスの俯瞰として有益な本であり、IoT実装の見本としても役に立った。
1章 SORACOMグランドデザイン
IOTはテクノロジの総合格闘技ということが納得であった。
2章 詳細SORACOMプラットフォーム
この本のメインで13のサービスを詳細に説明してある。
・データ通信レイヤ
SORACOM Air
・ネットワークレイヤ
SORACOM Canal
SORACOM Direct/Door
SORACOM Gate
SORACOM Junction
・アプリケーションレイヤ
SORACOM Endorse
SORACOM Inventory
SORACOM Krypton
・アプリケーションレイヤ(データ伝送)
SORACOM Beam
SORACOM Funnel
・アプリケーションレイヤ(データ活用)
SORACOM Harvest
SORACOM Lagoon
IoTの上流から下流まで押さえてある。
3章 ユースケース別リファレンスアーキテクチャ
・動態管理(GPSなどを使った移動体管理)
・農業・漁業・畜産
・遠隔監視/M2M
・決済端末
・設備管理(ここに一番興味があった)
・カメラデバイス
4章 IoTシステムの課題解決
・プロトタイピング 1ケ月で終わらないとプロトタイピングとは言えなくなってくる
・量産に向けて
・電力消費の最適化
索引を付けていただくと読み返すときに便利だと思った。