あらすじ
英国の超人気推理作家ビクトリア・ヘイズが、取材のため来日することに。 目的地は長崎。ところが、直前に「WRP」という謎のグループから「ヘイズを日本によこすな」という脅迫状が届く。「WRP」とはヘイズが創造した架空の犯罪組織の名前。混乱する警視庁だったが、結局、ヘイズとその日本人妻は、十津川警部が護衛することになる。しかし、長崎へ向かう特急「さくら」車中で、夫人が誘拐されてしまった! 傑作長編推理。
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Posted by ブクログ
最近、にわかに読み始めた西村京太郎作品。こちらは、1991(平成3)年に発表されたものです。
イギリスの流行作家、V.ヘイズが来日するのに合わせて、ヘイズの作品に出てくる世界的テロ集団「WRP」の日本支部を名乗るものから、警視庁に脅迫状が届きます。それはヘイズが来日すれば命の保証はない、というものでした。ヘイズはこの脅迫を無視して来日、我らが十津川警部とその部下たちは来日中のヘイズを護衛する任務に就きます。
当然、この最中に事件が起こるわけですが、事件そのものは作品中盤で結末を迎えます。「あれ、まだページが残ってるけど?」と思いつつ読んでいくと、事件の後日談から新たな展開が、読者を待っているという、意外性に富んだ作品でした。
本作品は、巻末解説によると西村の「駅シリーズ」第6作とのことです。駅シリーズにはすべて「○○駅殺人事件」というタイトルがついています。本作は『長崎駅殺人事件』ですが、タイトルに「ナガサキ・レディ」というルビがついています。なぜ、ナガサキ・レディなのか?この謎も、後半に次々と明らかにされていくという、読む楽しさを感じた一作でした
Posted by ブクログ
私の地元、長崎が舞台という理由だけで購入。
全く知らなかったのですが、超長編シリーズの1つなんですね。
内容は普通に面白かったです!
事件が解決してめでたしめでたし…となるのが2/3辺りなので「ここからどうなるんだ…?」と思ったらまさかの展開でした。
短くて読みやすいのも良かったです!
Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより)
英国の人気作家V・ヘイズが、日本人妻を伴って来日することに。しかし警視庁には、正体不明のテロ組織から、ヘイズの来日中止を迫る脅迫状が届く。警視庁は万全を期して十津川警部に警護を命じるも、長崎へ向かう特急「さくら」車中で、夫人が誘拐されてしまう。最悪の結末と驚愕の真相が待つ、傑作推理!
令和4年6月30日~7月1日
Posted by ブクログ
ゴールデンウィークに家族旅行でハウステンボスへ行くことになり、旅行前に長崎にまつわる作品を読もうと思い、オンランイン購入しました。
西村京太郎さんのお名前は、幼い頃、両親がサスペンス劇場を見ていたので、知っている程度で、作品自体は初めて読みました。
(当時、親がサスペンスを見出すと、自分のみたいテレビが見れず、あまりいい思い出ではないです。)
前半は、既視感のある内容で、やや退屈なんですが、後半の十津川警部がイギリスにいくところから、面白かったです。西欧人の持つアジア人への印象について、どこまで本当なのか分かりませんが、こういうこともあったのだろうなと、居た堪れない気持ちになりました。
作品当時、ハウステンボスはまだなく、前身のオランダ村という名で登場するのですが、小説のオランダ村までの道中の風景と、実際に私が旅行で見た風景で重なる部分があり、旅行が1.5倍増しくらい楽しくなりました。長崎県は風光明媚な場所で、とても気に入りました。
旅行に行くときは、行き先にまつわる本を読む、この読み方はいいなと、再認識しました。