【感想・ネタバレ】潜伏キリシタン 江戸時代の禁教政策と民衆のレビュー

あらすじ

幕藩体制下に弾圧されたキリシタンは、明治政府によって解放された――。このように思われている「日本社会の近代化」は、歴史の真実なのだろうか。そもそも、「キリシタン」とは何なのか。非キリシタンであったにもかかわらず、領主の苛政に一揆を起こした民衆を「切支丹」として弾圧した事例や、問題化を避けるために、穏健なキリシタン百姓を黙認した事例などを取り上げ、歴史と宗教のかかわりに新しい視野を提供する。

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Posted by ブクログ

江戸時代を通じて、潜伏キリシタンが存続しえた背景を多面的に検証している。画一的に捉えがちだった潜伏キリシタンのイメージが変わる。

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2019年07月16日

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