あらすじ
「忘れられなかった、四年前のあの屋上での日々を。青い空に溶けてくあの苦い香りを――」日野友輝(ひのともき)は、会社の喫煙所で思わぬ人物に再会する。高校生の頃に特別な想いを抱いていた相手・鈴科中(すずしなあたる)。数年ぶりの再会で大人っぽくなった中に再び心動かされる友輝だったが、中はまだ家庭教師の男性と関係が続いているようで…。煙草の香りが記憶を繋ぎ、それぞれの切ない想いが交錯する物語。
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タイトルマッチ度★7
読後感がフレーバーでしたwww
タイトルとストーリーがふんわりとマッチした!
受けの相手も悪ではないし、作品全体に切なさが織り込まれつつハッピーエンドにするテクニックは素敵です!
読みながらも、読後も、タイトルが秀逸だなと感嘆しました!
ずっとダラダラ続いてた悲しい関係に終止符が打たれてよかった
時間はかかってしまったかもしれないけど
お互いに好きだと気づくための必要期間だったのかなって
まあ偶然会わなければただの懐かしい思い出で終わってただろうけど
ストーリーが良かった
高校時代の友人との再会から始まる切ない恋だけど、緩やかに流れる時間が二人の距離を徐々に近いものにしていく感じでストーリー重視の人におすすめです
展開が読めてしまった物足りなさ
始まりで展開が分かってしまう作品は多数ある。
だから余計に、作中内での人物描写、心理描写は、小さな表情一つ、台詞やモノローグ一つに深みが欲しい。
本作の作家さんの絵は丁寧で好みだし、他の作品がとても良かっただけに、本作には物足りなさを強く感じた。
以後、期待。