あらすじ
かわいた風に乗り、どこからかタイコの音がきこえてくる。グン ゴド パ グン ゴド パ……。生命の連なり、大地の恵みに感謝をこめて。自然の営みを讃美して……。タイコとともに生きるアフリカの人たちの、純朴なエネルギーを魅惑的なイラストで伝える生命の物語。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ジャンベの音が聞こえてきそうな生き生きとした絵がいいなあ。ヤギの皮なんですね。音になって生きるのだなあ。暮らしの中に楽器の音が馴染んでいるようで素敵です。大地の恵みと、受け継がれてゆく音…聖なる太鼓、これからも大切にされていくのでしょうね。
Posted by ブクログ
日本絵本賞
厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
自然のめぐみと共に生きるアフリカのエネルギッシュで生き生きとした情景が色鮮やかに描かれていて、細部まで目を見張って見てしまいます。
ヤギの皮が音となって生き続けるという表現が胸に残りました。
子どもにとっては馴染みのないアフリカの人々のカラフルな衣装や家や頭に荷物を乗せて運ぶ姿などが絵として伝わる、いい絵本だと思います。
Posted by ブクログ
これ、読み聞かせ(この言葉は好きではないけれど)をするなら、もし可能なら近くにジャンベを置いておいて、実際に触ったり、音を出したりして、アフリカに思いを馳せれたら、より良い時間になりますね。
「生かしていただいている」というよろこびを
教えてくれる1冊です。
ちいさなえほんや”ひだまり”さんセレクト、
10才までに読みたい”こころが豊かになる110冊”より。
Posted by ブクログ
素晴らしい絵本です。人は自分の力で生きているわけではなくいろんなものの命をもらって生かされているということに気づきます。自分たちは大きな命の中の一部だということをアフリカの人たちはよく分かっているのでしょう。アフリカの生活の中に当たり前にある太鼓の音や汗の匂い体温までが伝わってくるようです。民族衣装もステキでした。現代人が忘れてしまった大切なことがここにあるような気がしました。
Posted by ブクログ
ブルキナ・ファソからやってきた
太鼓敲きの友達と
一緒に 読んで
一緒に 太鼓を敲き
一緒に 踊って
一緒に 唄った
彼 曰く
ここに 描かれていることは
ブルキナファソの暮らしそのもの
とのこと
今年も また
来日する 彼と
この本で
一緒に遊べるのが
とても 楽しみです
Posted by ブクログ
イラストレーターで絵本作家の沢田としきさんが
亡くなられたことを知りました。
1959年生まれの沢田さん、
まだまだ活躍なされたかったでしょうに。
ご冥福をお祈りいたします。合掌。
グン ゴド パ グン ゴド パ
アフリカの空の下、太鼓をたたきダンスをおどる。
グン ゴド パ グン ゴド パ
広大なアフリカの地に、素朴な太鼓の音が響く。
太鼓の音は、どこまでもどこまでもひろがっていく・・・。
ほら、きこえてきたでしょ、
ジンベという木をくりぬいて、ヤギの皮を張った太鼓の音が。
「ヤギは死んで 皮をのこし、音になって また生きる」
「かわいた風にのり、太鼓のことばが はこばれていく」
グン ゴド パ グン ゴド パ
Posted by ブクログ
カフェで見つけた本
ジャンベの話
ジャンベとともにあるアフリカの生活や人々の陽気な雰囲気が伝わってくる。アフリカの音楽のルーツもすこしだけ垣間見れるかも?!
異国文化へを知り、親しみの気持ちを持たせたいときに。
Posted by ブクログ
西アフリカの太鼓とダンスの世界が やさしい言葉と絵に。ヤギ皮の太鼓、生活や人生のあらゆる時に深く結びつく太鼓や踊り。自然や祖先とのつながりを大切にしていることが感じられる。
Posted by ブクログ
太鼓の音が日常。
元来、人間ってみんなそうじゃないのかな??
だって、お腹の中にいる時から胎動ですらリズムを刻んでる
だから、お腹に響くリズムには、心が躍るのだ。
これはもう、理屈じゃないよね