【感想・ネタバレ】鬼恋童 のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2009年10月04日

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萩焼の窯元に代々秘蔵されてきた古萩“白虎”。凶々しい伝説に包まれた名器が歴史の闇から浮かび上がった時、惨劇は始まった。表題作「鬼恋童」の焼物、「阿修羅花伝」の能面、「炎帝よ叫べ」の隈取り――その美に囚われた人達は、官能の暗い情動のままに破滅への道をひた走る。耽美派の鬼才が描く妖美世界。
鬼恋...続きを読む

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Posted by ブクログ 2015年09月24日

鬼恋童
阿修羅花伝
闇絵黒髪
炎帝よ叫べ
寝室のアダム、の5編。

たったひとつのものに対する執着を捨てられない人たちの物語。

本当にご無沙汰だった赤江瀑さん。
この後ろ暗いストーリー… 親には、ちょっと知られたくないっていう、ね!

耽美という言葉を知ったのは、この頃だったかなぁ、と思うと懐かし...続きを読む

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Posted by ブクログ 2013年01月24日

久々の再読。
芸能あるいは工芸をモチーフにした耽美な短編5編。
ところどころ、変に枝葉ばかり記憶に残っていて、
肝心なストーリーを失念していた自分(泣)
表題作は陶芸家と幻の茶碗の話。
昔、初めて読んだときはボーッと読み過ごしてしまったのだが、
実は収録作「阿修羅花伝」って「禽獣の門」の後日談だった...続きを読む

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

5つの短編に共通するのは、狂気とも言える執着心だ。
執着の対象は、芸術品であったり、女性の毛髪であったりするのであるが、話は思わぬ方向へ。
最初の2編は会話の京言葉の理解に神経が集中してしまった。
後半の3編は面白い。

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