【感想・ネタバレ】ねらわれた学園 (新装版)のレビュー

あらすじ

何度も映像化されている日本SFジュブナイルの大傑作が、新装版で登場。3年生をさしおいて生徒会長になった謎の美少女、高見沢みちる。みちるの発案による生徒会のパトロール隊によって、学園は次第に支配されていく――。このまま、やつらの自由にさせていいのか?自由を求めて立ちあがった耕司と和美。美しい顔にかくされた彼女の正体と、真の狙いは?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

『角川映画 学園SFに挑戦』

1981年に喜び勇んで買った文庫本の帯にはそう書かれている。

学校が、生徒会が、何者かに乗っ取られる。その時どうするか?

もちろん、僕の身の回りの現実では超常現象などない普通の中学生活。

だから、フシギなことが起こったらどんなに楽しいだろう。

そんな想像で胸をワクワクさせて、眉村卓作品を貪るように読んだ。

今回40年ぶりに再読したが、読む前に唯一覚えていたのは「高見沢みちる」
という、薬師丸ひろ子が演じた役柄の、敵役となるキャラクターだった。

時代が進んでいる分、フォロワーさんたちが今、紹介してくれる本の方が練り上げられていて面白いが、愛読していた眉村卓作品は、懐かしさで胸が一杯になる。

※『0からきた敵』同時収録。

♫ 守ってあげたい/松任谷由実

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2022年11月23日

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