【感想・ネタバレ】0から1をつくる 地元で見つけた、世界での勝ち方のレビュー

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Posted by ブクログ 2020年06月05日

カーリングのマリリン、本橋麻理さん。
彼女が平昌オリンピックのカーリングチームを
作り上げたことは間違いないです。

当然そこには、語られるべきコミニュケーション力
リーダーシップ力などがあります。

加えて、地方都市がカーリングというコンテンツ
を使ってどのように発展していくべきか、演出力
と言う...続きを読むのでしょうか、プロデュース力も備えて
いることがわかります。

このあたりが他のアスリート系著書とは異なり
彼女の懐の深さを見ることができます。

そのうち常呂町長や北見市長になるのでは?
と思ってしまう一冊です。

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Posted by ブクログ 2019年06月10日

「地方では仕事がない」
そう思う方は多くいらっしゃるように思います。
「そだねー」が2018年の新語・流行語大賞を取り、赤いサイロが飛ぶように売れ、
平昌五輪の女子カーリングで、日本の代表チームロコ・ソラーレ北⾒が銅メダルを獲得したのは記憶に新しい。
著者の本橋麻里さんは、ロコ・ソラーレを設立しまし...続きを読むた。
ロコ・ソラーレは、北見では生涯スポーツとして、「カーリング」が親しまれる一方で、アスリートとして世界レベルを目指しトップレベルで競技続行できる環境に乏しく、他県に有力選手が流出してしまったり、カーリング競技から離れてしまう状況に一石を投じたい、また北見・常呂に深く根差すクラブチームを作りたいという想いがこもったチーム。
既存の団体や受け皿で活動するのではなく、自分の信念を貫いたチームを本橋さんは作りました。
「相手をしっかり尊重し、どんなタイミングでも、誰が何を言ってもいいようなミーティングを何度も重ねました(引用)」
「苦しんで伸びる時代、選手を怒って伸ばす時代はもう終わり(引用)」
これからの人材を率いるリーダー論・より良いチームを作るコミニケーション術・個に合った役割を与え、成長させるマネジメント術、地方で仕事を作るとは?が詰まってます。
すごーく良かった!!

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Posted by ブクログ 2019年05月03日

平昌オリンピック 銅メダル カーリング女子代表である本橋さん。

アイデアと体力さえあれば何でもできる!
0から始めることができれば理想に向けた1を作れるとおっしゃいます。

田舎だから、資金が無い、経験が無いからなど
言い訳をしようと思えばいくらでもできたと思いますが
問題解決するために大切にされ...続きを読むていることが本橋さんから学べます♪

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Posted by ブクログ 2019年03月21日

カーリング平昌オリンピック女子代表で
銅メダルに導いた本橋さんの初著書。

自分のカーリングを始めたきっかけ、過去のオリンピック代表経験や
故郷北見市にロコ・ソラーレ北見を設立し、メンバーを揃えていく過程など
とっても詳細に、さらに全く飾らない言葉で書かれていて
また一気にロコが好きになりました。
...続きを読む
そして途中で入っている写真がまた北見のきれいな自然やロコのメンバーなどで
何回見ても飽きません。毎日この写真だけを見ても元気づけられます。

この本は絶対オススメ。
親書でビジネス書のように感じますが、それだけじゃなくて
たくさんの共感を持てる一冊だと思います。

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Posted by ブクログ 2022年06月30日

印象に残ったエピソード。


チームを作ったきっかけは、スピードスケートの選手がチームに報告してるのを見て、自分で動くと言う選択肢もあるのかと気づいたこと。

オリンピックで金メダルを取るスウェーデンチームを見て、こんなマインドのこんなメンタルの人たちになりたいと言う思いから来た。

影でチームを支...続きを読むえる、誰かのための頑張るリーダーとは。多くのものに気を回し変化に敏感になってチームのバランスを取ると言うこと。

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Posted by ブクログ 2020年11月28日

カーリングで3度五輪に出ている本橋麻里が、地元でカーリングを始めてチームを育てるまでの話。

自伝的な話がメインかと思いきや、ローカルでのスポーツ振興の話がメインだったが、どちらも魅力的で面白かった。

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Posted by ブクログ 2019年09月28日


「ダンナさんが、カーリングに詳しくない」
というところに好感が持てました。

「“何もない”は最強」で「地方を言い訳にしない」というのも、今っぽいなと。

こんな書き方したら、ぶっ叩かれるかもですが、わたし、カーリングをまともに見たことがないんですね。見ようともしてこなかった。それでも、この本はお...続きを読むもしろいです。

美談をあれこれ書き記すのではなく、カーリングの今後を憂う、「まともさ」が書かれていて、真っ当でした。

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Posted by ブクログ 2019年02月22日

ロコ・ソラーレを結成し、平昌で銅メダルを獲得するまでのストーリー、そこでの学び、想いなど色んな切り口で書いてあります。

変わろうとしている人に読んでほしい、と本人が言っているように、背中をふっと押してくれる、そんな一冊です。

ありがとう、麻里ちゃん。

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Posted by ブクログ 2020年03月27日

カーリングチームを創設した筆者の自伝
サポート型リーダーシップ、双方向コミュニケーションなど現代に合う事例と感じました

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Posted by ブクログ 2019年08月24日

カーリングの本橋さんが新書を出していたことに興味を持ち、購入。
表紙から察するにビジネスについて語っているのかなと思いましたが、どっちかというと自叙伝っぽかったです。
本の構成としては、カーリングにあやかって、第○章が第○エンド、○投目という作りになっています。途中、ハーフタイムと題して、本橋さんの...続きを読む写真がいくつか載せられています。
内容は、平壌オリンピックでのメダル獲得するまでの本橋さん側から見た奮闘記が書かれています。限られた条件のもとで、色々な支えや仲間との繋がりがあったからこそ、今に至っていることをカジュアルな口調で述べられています。本橋さんファンにはオススメですが、ビジネス書として読まずに本橋さんの奮闘記として読んだ方が良いと思います。
選手から始まり、サポーター、GMへと成長し続けている本橋さん。これからカーリングがどうなっていくのか応援していきたいと思いました。

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Posted by ブクログ 2019年05月14日

ラジオにでてて、
楽しくやるのが大事!
というような話をしていて、
おもしろそうだったから読んでみたが
期待外れ

内容的に中途半端というか
自伝的な感じでありつつ
そこでの事を整理しようとしているような気がするが
どちらつかずと感じてしまった

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Posted by ブクログ 2019年03月02日

カーリングの本橋麻里さんよる、チーム論、リーダーシップ論というところなのでしょうけれど、本書はとてもカジュアルな語り口で、本橋さんの講演会を聞いているような気分になります。
さすがオリンピアンだけあって、この若さでしっかりとチームを導いている様子がひしひしと伝わってきます。モグモグタイムで有名になっ...続きを読むたチーム内でのコミュニケーションには、やはり相当なこだわりがあるようで、メンバー間では上下関係なく、何でも言いあえる関係のようです。
また、地元、北海道常呂町に根差してカーリングに取り組む姿勢や、カーリングが人生のすべてではなく、人生の一部としてカーリングがあるというポリシーにはとても共感できました。

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Posted by ブクログ 2019年02月21日

素直な気持ちが良い回転を生んでる魅力を感じる本橋さんの本。カーリングと言うスポーツを、単なる競技から”社会”に広げている求心力をみせつけてくれてパワーをもらいました。

p49 「女性としての人生を大切にしながら、
             カーリングに真剣に取り組む」
 選手として軸を持ち、結婚や...続きを読む出産を含めて自分の人生が振り回されることなく、取捨選択ができるような人生を豊かにしてくれるけれども、決して人生の全てではない、という考え方

P162 スポーツとしての限界を破る

 チームスポーツのすばらしさとグループ形成のノウハウを学んでも、オリンピックに出られなければ、満足のゆく第二の人生を始めることは難しい。けれども、カーリングを通して得たスキルは、多岐に渡って活用できる。

カーリング業界の内側でも、指導者、フィジカルトレーナー、メンタルトレーナー、チームスタッフ、栄養士…。また、チームの運営で培った経理や旅行関係のノウハウ、語学力を生かして海外での活躍。

世界を目指すカーリングチームでありながら、人材育成的な部分も担いたい理想を抱いている。カーリングと言うスポーツを通じて、一人一人が誇りを持てる状態になれることを目指したい。

★そして、今、打ち込んでいるスポーツに使われてしまう人になるのではなく、スポーツによってどれだけ人生を切り拓く力を身に着けて、それを活用していけるか、が、求められるだろう。

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Posted by ブクログ 2019年02月10日

この本、女性に読んでもらいたいと本橋麻里さんは願っているはず。
ロコ・ソラーレの結成から平昌五輪での銅メダル獲得までのストーリーは、「0から1をつくる」というプロジェクト実現のケーススタディーになっている。
コミュニケーション、チームビルディングといったビジネス書向けの内容である一方で、女性の自己実...続きを読む現についても触れられている。
(具体的には
69ページ「五輪連覇・スウェーデン代表の衝撃」
90ページ「『自分の歩みたい人生を歩みなさい』」
109ページ「五輪後の選択肢を増やしたい」など)
女性アスリートは出産後の子育てだけでなく競技との両立にも向き合うことになる。
このことへの本橋麻里さんの想いは、アスリートかどうかは問わず、多くの女性にも響くものだろう。

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