あらすじ
一般人がプチ評論家、プチマスコミと化した現代。それが「一億総ツッコミ時代」だ。動くに動けない閉塞感の正体はこうした「ツッコミ過多」にある。「ツッコミ」ではなく「ボケ」に転身せよ。「メタ」的に物事を見るのではなく「ベタ」に生きろ。この息苦しい空気を打破し、面白い人生にするために。鬼才・マキタスポーツによる現代日本への熱き提言。大幅に加筆した決定版!
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Posted by ブクログ
もっと軽い本なのかと思って手に取ったのだが(ごめんなさい)、思いのほか深い考察で、でも読みやすい文章で、一気に読んでしまった。
共感したり、納得できることばかりだったが、特にハッとさせられたのが
「思い通りになることが増えていけばいくほど、思うようにならないことに出会うとストレスがたまっていく」(p139)。
確かに自分もそうなってしまってるかもしれない。これからは思い通りにならなくても、ボケ倒していこうと思う。
Posted by ブクログ
「結局自分がツッコミしてる?」って言ってる自分もツッコミしてるな
と思いながら読み進めてたら、最後の最後にばっさりとこの感想が多いことを言われてしまった。
ただこれを言われたからといって意見を変えることが、まさしくつっこまれないように生きている感じがするのでこの感覚はそのままに。
また、ストレスに関することは凄く共感した。
”自分にやさしくしよう”とする風潮が増えてきて、ストレスを避け続けた結果、今ちょっとしたことでもストレスに感じている。ストレス耐性を回復しなければ、このあらゆる人がいる社会を生きていくのが大変になると感じた。
期間が空いたら再読したい。歳を重ねれば価値観が変わってる気がする。