あらすじ
定年という人生の大きな節目を迎える男性には、さまざま悩みや不安が押し寄せる。そんな彼らが訪れるのが本書の舞台、アドラーズ・バー。マスターは、「やることがない」「老親の介護」「冷めた夫婦関係」など、誰にも言えない悩みや不安に耳を傾け、アドラー心理学を使ってアドバイスをおくる。マスターの言葉に「気づき」と「勇気」をもらう男性たちの全20話。1話ごとに、『アドラー心理学講座』のわかりやすいイラスト解説付
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Posted by ブクログ
目的論と原因論
原因論は過去思考=過去を振り返って原因を探る=フロイト
目的論は未来志向=これからどうすればいいか、を考える。行動には,必ず目的が隠れている。
対他競争と対自競争
他社と比べるか、自分自身の成長を求める。成功を求めるか、幸福を求めるか。
課題の分離
自分の課題か、相手の課題か。相手の課題には踏み込まない。いらいらするだけ。
共同体を広げる
共同体とは、家族、地域、職場、学校、宇宙のすべてを言う。他人と共に生きているという共同体感覚を意識する。
怒りは二次感情
怒りのためにはその前の一時感情がある。寂しい、不安、悲しい,心配、焦る、くるしい、木津就いた、がっかり、が一次感情。それを理解してほしい、知ってほしいと思うから怒りという二次感情になる。冷静になって、一次感情を探りそれを直接言葉にだすほうがいい。
行動の結末を予測する
人間は自分の人生を描ける。よりよい選択をするために、それぞれの結末を予想して比較する。誰かに話す、紙に書く、など。
自己決定性
出来事は変えられないが、意味づけは変えられる。どうとらえるかは自分次第。わざわざ不幸になる意味づけをすることはない。
楽観主義
余命宣告を受けても今できることを考える。