【感想・ネタバレ】ぼくとニケのレビュー

あらすじ

ある日、子猫がやってきた――。5年生で突然登校拒否になった幼なじみの仁菜が、薄汚れた子猫を拾い、ぼくの家へ連れてきました。自分の家で飼えない仁菜にかわって、ぼくと家族が世話をすることになったのだけれど……。子猫のニケに関わる中で数々のことを学んでいく、ぼくの様子がていねいに紡がれます。15歳で講談社児童文学新人賞佳作を受賞し鮮烈デビューした獣医師が描く、大切なお話です。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

コロナウイルス……

動物を飼うということは簡単ではない
今だけじゃなくて、この先何年もずっと生きる生き物を世話していく覚悟がなければいけない

好きだけじゃ、飼えない
公園に猫がいても。見てるだけ
兄弟が死んでも、、できることは少ない

だけど。ニケが教えてくれたこと

生きてるって、それだけでキセキみたいなものなのかもしれない。だからこそ、生きているぼくたちは、いつまでも立ち止まってちゃいけないんだ。

不登校からの復帰
死を乗り越えた経験

不登校だったから、見つけた命
過ごせた時間
学んだ、命の大切さ
初めて聞いた、
母親の猫との思い出
父親の、思春期、自分のことだけを考えて、彼女を蔑ろにしてしまった過去

行動からは、何が生まれる

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2021年02月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

課題図書というだけでろくに内容も見ずに借りたのだが想像していたよりも切ない話だった。
私は主人公の気持ちが理解できたし仁奈は少々無神経だなと思った、まだ10歳とはいえ玄太をもう少し慮ってあげられないのかなと。
読み初めはニケとずっと暮らしていくと思っていたばかりに伏線は貼られていたとはいえ話が急展開を迎えてしまい思わずつい先日亡くなってしまった祖母と重ねてしまった。
短い命だからこそ10歳の彼らに伝えられたことがたくさんあったのだとも思う、素敵なお話でした。

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2021年11月02日

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