【感想・ネタバレ】観音さまのレビュー

あらすじ

その相(すがた)は、仏から菩薩まで三十三変化。苦しみの中で名を唱えれば、即時に現れ、深い智慧で病やすべての辛苦から救ってくれる……。古来、インド、中国、東南アジア、日本で救世主として愛され続けてきた<観音さま>。そもそも観音はいつ、どこで生まれたのか。中国文化や日本文化に果たした役割は? 歴史的背景や、様々な観音像を検証し、法華教の経典をひもときながら、「観音信仰」の真髄を探る。

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Posted by ブクログ

西田幾多郎によれば、現世利益のために宗教にすがるのは、真の宗教心ではないという。一方で日本では、現世利益的性格だけでなく来世的な求苦的性格、国家安寧という護国的な性格も帯び、各地に観音霊場ができるなど、日本文化に影響を及ぼすこと大なるものがあった、という内容。

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2019年07月21日

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