【感想・ネタバレ】<海賊>の大英帝国 掠奪と交易の四百年史のレビュー

あらすじ

イギリスは貿易と戦争、そして「掠奪」で世界の海を制したのだった! 最強の海洋帝国と荒くれ者たちが動かした歴史を描く驚異的論考! 注目の若手研究者が、大きな歴史のうねりと、海の男たちの苦闘とを多層的に、鮮やかに描き出す。大海原の波濤の向こうに、誰も知らない世界史があった!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

現在は失われた戦争の「経済的側面」である「合法的掠奪」それが、海洋で行われたものが私掠/海軍艦艇による拿捕であるが、その歴史と発展、そして終焉はいかなるものであったのか。それを、本場であり、最初から最後まで大きく関わってきた大英帝国を中心に述べるもの。

重商主義とは相性が良かったんだね<私掠船
実効性では無く、思想的に)
そして、国家による軍事の独占が揺らいできた現代、そして、より進むことも考えられる近未来において、「私掠」の復活は無いとは言い切れるのだろうか?本書の最後の言葉は示唆に満ちている。

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2018年12月22日

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