あらすじ
助産師のミチルは29歳と若いながら助産院の院長。穏やかな性格でみんなに慕われている。診察に訪れたのは仕事に夢中の女性。産むのか産まないのかの決断が出来なくて…。名作・『君の手がささやいている』の著者が描く助産院物語。
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匿名
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主人公の満は29歳という年齢で助産院を経営している女性。
小さいころから赤ちゃんが好きだった彼女は大きくなったらいつか自分も母親になると赤ちゃんを見ながら思っていたのだが助産院で忙しい日々を送っている。
そんな彼女と働く女性たちは満のおだやかな性格に影響されて笑顔が絶えない職場である。
しかしお産という重要な局面を担当するだけあって仕事は忙しいし体力勝負である。
満のまるで聖母のような慈悲深さと年齢に合わない昔めいた食べ物の好みなどが知っているようでミステリアスな雰囲気を醸し出している。
そんな満のもとを一人の女性が訪ねてきた。
妊娠が発覚して間もないが仕事をやめたくない、彼氏に妊娠がばれたら産めと言われる予想がつくが産みたいのかわからないと言い…。
人生設計が狂ってしまうのでなんとなく気持ちがわかる。