あらすじ
奔放かつ強欲極まりない男フョードル・カラマーゾフが殺された。一家の当主を失い始まる、残されたものたちの"毒蛇同士の殺し合い"に例えられる争い。"神の存在"、"認められること、許されること"の意味とは? そうして犯人は誰か? ドストエフスキーの集大成にして、最高傑作の一つ『カラマーゾフの兄弟』を圧倒的画力で描ききったまんが作品。ここに完成!
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Posted by ブクログ
原作は上・中・下あるらしいのに、漫画で1冊にできちゃってるのすごい。
漫画でもちょっと難しい内容&1冊にまとめてるからか展開がめっちゃ早い。
金と女に溺れるっていうのはよくあるテーマだけど、残虐だったり強欲な人間の死を願う事は罪なのか?とか、不死・復活など、興味深い内容だった。
原作で読んだらさらにわけわからないかもしれないけど、じっくり読みといてみたい気もする。
イワンが冷徹なようで実は純粋に恋してたり、残酷なようで誰よりも良心の呵責に苦しめられたりと人間臭いところがよかった。
きっと繊細な人なんだね。
ラストはおバカなミーチャも改心しようとしてたり、クソ真面目なアリョーシャが脱走を勧めたり、それまでの彼らとイメージが変わるのもいい。
こんな暗いテーマなのに、ほんのり希望のあるエンディングで、意外と読後感が爽やかだった。