科学技術が進化し過ぎた日本は、ロボットに仕事を奪われるウルトラ格差社会。そんな世界でロボティクス開発に憧れを抱く一人の高校生・明が、ワークロボ開発で世界を牽引するロボティクス企業ロック社のCEO・トマ・ロックと出会い成長していく物語です。
「人類にはもう一刻の猶予もないのだ」
利便性を求めた先に生まれるのは、残酷ともいえる人類の淘汰。
そんな全てが自動化された世界に生きる明が時折見せる、
非合理的な判断・不完全たる人間のリアルに、
気づくと手に汗握っている自分がいます。
ただ漫然と過ぎる退屈な日々、そんな日常に刺激をくれる一冊です!
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