あらすじ
本人にしか痛みがわからない「慢性頭痛」に悩む人の人生をラクにできないものか。著者はこう願い続けて頭痛研究と臨床を続けてきた世界的名医です。「片頭痛」を中心に、予防の仕方、治療、クスリとのつきあい方など、頭痛治療の最前線を平易にまとめました。著者が編み出した「頭痛ダイアリー」の活用法から、「頭痛体操」、頭痛になりにくい生活習慣まで、症例別に解説。読者の頭痛がグッと軽くなる1冊です。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
片頭痛に悩まされてますが、片頭痛のメカニズムや予防する為の体操が載せてあったり、大脳生理学の研究では片頭痛に安らぎを与えるのは緑色と言う研究報告がなされている事等、これまでの研究でどんな事が解明されてきたかを知っておくだけでも心強くなれるので、片頭痛持ちの人は一度は読んでおく事をお勧めします。
セロトニンが…と小難しいそう話だけではなく、
片頭痛と偏頭痛の違い、聖パウロ、後白河上皇と言った歴史上の人物の片頭痛にまつわるエピソードや樋口一葉や芥川龍之介『歯車』と言った片頭痛を題材にした小説の紹介まで、これであなたも片頭痛通!?
Posted by ブクログ
頭痛には悩まされてきました。今も漢方を飲み続けてます。でも、最近回数が少し減ってきたかな。
本のタイトルのように卒業したいと思い、手に取りました。スマトリプタンに対する恐怖がやわらぎました。
我慢せず、必要なタイミングで飲もうと思います。体操も気がついたらやるようにしています。
とても勉強になりました。
Posted by ブクログ
読みやすかった。
対処療法ではなく、根本的解決をしようとしてくれている本だった。
偏頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛が3大頭痛でそれぞれ痛みやしんどさに特徴がある。
他の疾患からの頭痛も疑う必要あり。
頭痛にも色んな種類があること、それによって対処法も違うこと、結局頭痛も生活習慣を正すことから始めなければならないことがわかった。
Posted by ブクログ
片頭痛は血管の拡張によって引き起こされるので、動くと痛みが増す。緊張型頭痛はその逆、血管の縮小によって引き起こされるので動くと痛みが和らぐ。
片頭痛が起こる発端はセロトニンが関係している。ストレス等の何らかの要因によって脳内のセロトニンが減少した結果、三叉神経が興奮しCGRPという物質が放出されることによって血管が拡張する。
片頭痛かどうかの見分け方は、深くお辞儀をした時に痛みが増すかどうかで分かる。痛みが増せば片頭痛。
片頭痛の薬の多くは、痛み始めたらできるだけ早く飲まないと効かない。