【感想・ネタバレ】東西南北殺人事件のレビュー

あらすじ

警視庁捜査一課の迷惑男・大貫警部がもたらした驚くべき連続殺人事件の情報。それは何の関連もない三つの事件なのだが、大貫によれば事件の起きたのは全て金曜日、被害者の名字が東・西・南……トーゼン次の金曜日に北某が殺される!? 鼻クソとばしフケとばし、ハタの迷惑かえりみず事件を混迷にみちびく愛すべきアンチ・ヒーロー大活躍の傑作集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

警察官の大貫と井上の二人組。
いいかげんな先輩と,生真面目な新人。

生真面目とはいうものの,警察官にしては,ざっくばらんなところもある。
本当に、ただ生真面目なだけではやっていけないことが推測できる。

女性の登場するのは,被害者や犯罪者やその関係者だけなのがちょっと寂しい。
そのあたりが,三毛猫ホームズシリーズよりも人気がいまいちのところかも。

赤川次郎作品は,透明感のある女性の主人公が必須かも。
それでも楽しさは、大満足。

栗本薫が解説を書いているので星6つにしたいが,指定できないのが残念。

ps.
赤川次郎を読むようになったのは,栗本薫が赤川次郎の作品の解説を書いているのを見てからです。
栗本薫が好敵手として意識しているのを知ってから,全作品読破しようと思いました。

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2011年08月01日

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