あらすじ
「ぼくの名前は、中田俊輔です。得意なことは、ありません」「じゃあ、今、がんばってることは何かな」「それもありませーん」そういって、ぼくは座った。(こんなふうにいうと、きっと、この先生も怒るんだ。だって二年生の時、ぼくはずっと怒られていたんだから。でも春野先生先生は、ぼくの「得意なもの」を一緒にさがそうといってくれた。できないことばっかりで、先生がきらいだったぼくの毎日が、春野先生の登場で変わった。
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わたしのきょうしつにも、春野先生がきてほしい(小2)
「奇跡は、ミラクルは自分の力でおこすのよ!」という場面がかっこいい!と印象的だったようです。物語に引き込まれている感じでした。(母)
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3週間だけ、春野先生は「ぼく」たちのたんにんの先生になった。その3週間は、「ぼく」たちにとっても、春野先生にとっても「ミラクル」だった!
「やりたいことや、できるようになりたいことがあれば、ぜったいあきらめちゃダメよ。」
なんでも一生けんめいがんばることを教えてくれた春野先生との3週間は、笑いありなみだありで感動した。先生の仕事ってやっぱりすてきだなあ。
子どもたちが『三年二組、みんなよい子です!』を読みたがる理由がよくわかった。
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やっぱりくすのきしげのりさんはおもしろいよねー!担任の先生がかばって交通事故に遭って右足骨折しちゃったから、教え子の春野先生がきたんだよ(9歳7ヶ月本人談)
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・この本を選んだわけは、3週間だけ一緒にいられる。というところがいいと思ったからです。そして、3週間が過ぎたころには春野先生が好きになっているという。とっても楽しいお話です。ぜひ読んでみて下さい。
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三週間だけ、春野先生は3年一組の担任だった。
春野先生は、『よい子の石』という自分で進んでいいことができたときや、頑張ったときに自分のペットボトルに白い石を入れていくことを決めた。
するとそれぞれが頑張ったり、誰かが良いことをしたのを見たら発表してみんな前向きになった。
そして何よりも『あきらめないこと』を教えてもらった。
先生だって春の小川の伴奏が上手くできなくても、毎日練習して頑張っていたから…。
誰だって最初から上手くできない、だけどあきらめないこと。
三週間があっという間に過ぎてしまうほど。
ひとりひとりの子どもたちの気持ちに寄り添って、いつも明るく元気な春野先生にやる気をもらえた。