あらすじ
日本の富裕層が海外で資産運用したがるのには、やっぱり理由があった! 初めて詳細に明かされる、プロのプライベートバンカーが考案・改良した驚異の資産運用方法とは? ベストセラー『プライベートバンカー』(清武英利著)の主人公が詳細に語り尽くした"国内では絶対無理"の運用ノウハウ。富裕層でなくても活用可能な「資産別運用テクニック」も、あわせて公開しています。
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Posted by ブクログ
私含めた多くの市民(庶民)にとっては、まだ直接参考にならないかもしれないが、富裕層が常に富裕層で居続ける秘密を知っておくことは重要。
この本は、顧客の利益を追求し、自分も利益を得るプライベートバンカーが書いた本。
実際に著者自身がバンカー業務を行っていることから、実務にも即していて理解しやすい。(ただし、投資や金融の一定の知識がないと読んでも分からない可能性は高い)
本書の肝である第3章(と第4章)だけ読むでも価値はある。
Posted by ブクログ
前半、プライベートバンカーとして世界を渡り歩くあたりまでは面白かった。途中、ハイイールド一択で運用を進めているあたり、リスクリターンの考えが少し足りないのではと感じた。
Posted by ブクログ
富裕層の資産運用、特に海外での運用を主な仕事としている独立系プライベートバンカーのノウハウ。ファンドを担保として融資を受け、レバレッジを効かせて運用。高利の保険金・解約払戻金を得られる保険、法人名義なら契約できる。いずれも国内ではとれない方法。
一人・一代分の資産を超えるとなると、ファミリーかつ子弟に継承するところまでが視野に入ってくるわけなのですね。
Posted by ブクログ
たしかに著者が言うように、日本人の金融リテラシーは低い。保険を活用した運用スキームは、普通思いつかないだろう。
日本人の新富裕層は、シンガポールで次の事業を模索し、英語、金融を学んでいるという。日本という国家は、この現実をどう捉え、舵取りをしていくのだろうか。
Posted by ブクログ
著者の金融サービス紹介本。
国内外の成長率の差を活用した生保を担保とし、レバレッジをかける投資は、証券畑の著者ならではの投資法である。
つまり、成長期の発展途上国シンガポールと、成熟期に入った日本との金利差を活用した運用方法。日本では できない他国の制度・商品は初見であり、日本だけの投資には限界があるということが分かる投資指南本。
フツーの市民である私には、当然(!)今すぐに手が出ない投資金額なので、ボツ!
種銭が出来た頃には、時代遅れとなった運用方法となり、著者が悠々自適に引退してる頃だろうなぁ。
Posted by ブクログ
全力2階建で海外の保険を買うのか… う〜んだな。◆最後の保有財産別の動き方については常識的。◆◆シンガポールで生活したいかどうかどうかって、微妙だな。
Posted by ブクログ
オフショアを活用した運用の具体的な手法がかかれていました。
とはいえ、私自身には到底無縁の話ですし、業務上も、たぶんご縁がないでしょう。
それでも、
金融の知識として知っておきたい内容でした。
富裕層の運用は、決して無理をせず、愚直に分散投資を徹底していると感じました。
そして読み終わって、ふと思ったのは
「NISAやiDeCoも、ある意味タックスヘブンでしょ」