【感想・ネタバレ】創価学会秘史のレビュー

あらすじ

創価学会が完全に封印し、幻の文書となった会報、機関誌を独自に入手。浮かび上がってきた牧口常三郎、戸田城聖、そして池田大作の肉声。初期の創価学会は、左翼運動で検挙された元教員たちを取り込み、特高警察や思想検事と手を結んで「転向」を促すことで組織を強化した。戸田城聖は戦後、出版業や教育産業、金融業に乗り出すが、失敗。学会は、巨大な「集金マシーン」へと姿を変えていく――。

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Posted by ブクログ

詳細な情報が多く出版の意義は大きい。それゆえ、それぞれの出典が明確にされていないのが残念。注をつけた完全版があれば今後の学術研究の基盤の一つにもなろう。

とはいえ、すでに妙悟空『人間革命』精文館や小口偉一他『宗教と信仰の心理学』といった基本文献を読んでいる読者にとっては、目新しい事実や新たな視点を提供するまでには至っていないようにも思う。

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2025年02月10日

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