【感想・ネタバレ】恋のウニフラ プチキス（２）のレビュー

江本晴

マンガ家と編集者の恋愛は業界ではご法度! しかし、キクコはうっかり編集者の瑞江と一夜を過ごしてしまう。このドキドキは｢ヤバい…｣なのか｢恋｣なのか混乱しはじめたキクコは…。

[匿名 · ★★★☆☆]

編集者

菊川ららはキクコというペンネームで少女漫画家をしている26歳の女性。
22歳でデビューしたものの鳴かず飛ばずでベテラン漫画家の曙橋先生のもとでアシスタントを4年もしているのだった。
恋愛をまったくしていないららの作品は編集者や他の漫画家たちからもあまり評判がよくなく今度行く予定の結婚式で男を捕まえてこいと言われる始末。
しかしそこで自分が世の中から浮いていることを突き付けられショックを受けたららは傷心のまま行った水族館で出会った男の人と酔った勢いで一夜を明かしてしまう。
しかもその人、瑞江大次郎は曙橋先生の新しい担当編集だった。
お互い顔見知りという雰囲気に曙橋先生は何かを感じ取ったが先生は漫画家と編集者の恋愛を禁じている人でららは初対面のふりをするしかなく……。

瑞江さんの鈍さがららを羞恥心から救ったがこれはそもそも始まっていなかったということを突き付けられていたのがかわいそうだった。