【感想・ネタバレ】ピアノをきかせてのレビュー

あらすじ

講談社児童文学新人賞佳作デビューの著者の受賞後第1作。小学5年生の響音は、中1の姉・千弦の弾くピアノの音色が、楽しく聞こえなくなってしまったことが、気がかりでならない。ピアノコンクールでもよい成績を上げることができず、そのことが原因で、家族4人の関係もぎこちなくなっていくだが……。音楽のすばらしさ、家族や友情のたいせつさを伝える本作は、小学上級以上の子どもたちにぜひ読んでほしい。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

響音(ひびね)はもうすぐ六年生。中学生のお姉ちゃん千弦(ちづる)はピアノが上手で、毎日ピアノ中心の生活で練習している。響音は千弦のピアノが大好きだけど、このごろの千弦のピアノすごいんだけど、いっしょにうたったり踊ったりできない・・・と思う。
千弦はお母さんとピアノづけの毎日なので、響音は近所のおじいちゃんの家へ行き、陶芸(お茶碗を焼くこと)を教えてもらったりして放課後をすごしている。そこへおばの燈子さんが仕事の都合で帰ってきた。
燈子さんも昔、ピアノをやっていた。ピアノの恩師と一緒に、ふるさと文化祭に音楽劇で出場することになった。そこで響音を音楽劇に誘った。響音はピアノはしていないけど、音楽に合わせて踊るのは好きだ。
ピアノでスランプになっている千弦に、楽しい音楽を取り戻してあげたいと、響音だけでなく、千弦の後輩の秋生(シュウ君)、響音の友達が中心となって音楽劇を作っていく。

音楽青春小説。

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2018年05月17日

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