作品一覧

  • ピアノをきかせて
    3.7
    1巻1,265円 (税込)
    講談社児童文学新人賞佳作デビューの著者の受賞後第1作。小学5年生の響音は、中1の姉・千弦の弾くピアノの音色が、楽しく聞こえなくなってしまったことが、気がかりでならない。ピアノコンクールでもよい成績を上げることができず、そのことが原因で、家族4人の関係もぎこちなくなっていくだが……。音楽のすばらしさ、家族や友情のたいせつさを伝える本作は、小学上級以上の子どもたちにぜひ読んでほしい。
  • さっ太の黒い子馬
    -
    1巻1,265円 (税込)
    さっ太は、馬の飼育を生業とする小さな山里に住む、気のやさしい男の子。里では子どもが年ごろになると、里長さまから子馬を一頭もらうことができました。ところが、さっ太が大好きになった黒い子馬を、もうひとりの男の子もほしがります。そこで里長さまは、ふたりにある試練を与えました。ーー里のおとなたちに見守られ、「正しいこと、勇気があること」とはなにかを、いっしょうけんめい考える子どもたちの、ほっこり成長物語。

ユーザーレビュー

  • ピアノをきかせて

    Posted by ブクログ

    遠い昔過ぎて忘れていた
    小5の女の子の気持ちを感じることができて
    可愛くくすぐったい気持ちになった。

    ピアノの発表会を控えているので
    良い時期に読めたと思う。
    モチベーションアップ!に繋がった。
    作品中の曲をチェックしていたらチャレンジしたい曲を見つけることもできて良かった。

    娘が小5になった時を想像しながら読みました。
    成長が楽しみ。

    0
    2021年07月28日
  • ピアノをきかせて

    Posted by ブクログ

    児童書の存在の大事さを最近ひしひしと感じています。読書人口が減っていく中、小学校までは結構本読んでいるらしいですよ。何故それが後年迄継続されないんでしょうね。子供の頃に面白い本と出合ったらきっと本好きになると思うんですが・・・。

    親の希望通りの子供になりたい子供。良かれと思って押し付けをしてしまう親。親も人間で間違いも悩みもあるという事と、自分のしたい事と自分がしている事の乖離を埋めるには声を上げるしかないという事。色々な要素が入りながらもとても優しく読めるいい本です。

    0
    2021年05月14日
  • ピアノをきかせて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    響音(ひびね)はもうすぐ六年生。中学生のお姉ちゃん千弦(ちづる)はピアノが上手で、毎日ピアノ中心の生活で練習している。響音は千弦のピアノが大好きだけど、このごろの千弦のピアノすごいんだけど、いっしょにうたったり踊ったりできない・・・と思う。
    千弦はお母さんとピアノづけの毎日なので、響音は近所のおじいちゃんの家へ行き、陶芸(お茶碗を焼くこと)を教えてもらったりして放課後をすごしている。そこへおばの燈子さんが仕事の都合で帰ってきた。
    燈子さんも昔、ピアノをやっていた。ピアノの恩師と一緒に、ふるさと文化祭に音楽劇で出場することになった。そこで響音を音楽劇に誘った。響音はピアノはしていないけど、音楽に

    0
    2018年05月17日

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