【感想・ネタバレ】美神のレビュー

あらすじ

阿佐子は、背中に薄いピンク色の羽を隠し持っているような子供だった。少女から女へ。儚いほど完璧な美、存在自体が放つ官能の気配、そのすべてが周りの人々を狂わせる。男たちは、峰蜜色にきらめく肌に惑い、阿佐子の表現する愛情はなんであれ、彼らの猜疑心を刺激した。あまりにも美しき破滅の愛の物語。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

一人の女性の9,17,22,26,30,35歳を扱った6編の短編集のようなもの。
父と義理の母とその連れ子の義弟の4人家族。

1回ごとに、男性の主人公は異なる。
最後に最初に出会った男が弁護することになる。
結末は悲しい。

小池真理子がこの本で言いたかったことは、なんだろう。
記憶の断片の模細工が織りなす美なのだろうか。

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2012年10月16日

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